昨晩、WHSを導入して初めて家内がサーバー上の写真フォルダにアクセスする必要があり、アクセス出来ないんだけどとヘルプがかかりました。
WHS上には最初からユーザ登録をしてあったのですが、家内がメインマシンのVistaで使っているパスワードを知らないので、ダミーでパスワードを登録してありました。
いざ、WHS上のパスワードとVistaのパスワードを一致させようと、コネクタソフトから操作すると、「このアカウントはロックされています」といったエラーが出ます。WHSコンソール上から、パスワードをVistaのパスワードと一致させた上で、コネクタから操作しても一緒です。
コンソール上もアカウントは有効と出ています。
アカウントはロックされているという言葉から、もしかしてと思い、WHSの「コンピューターの管理」から、「ローカルユーザーとグループ」を開いてみました。すると、予想通り「アカウントのロックアウト」にチェックが入っています…。パスワードを何度か間違えたため、ロックされたのでしょう。
※写真はAdministratorを開いた状態です。実際にロックされた
状態ではありません
う~ん、これはUIとしてはいけていないかも。
デフォルトのセキュリティポリシーでアカウントロックが起こりうるならば、WHSのコンソールからも解除できるようにしてほしいなぁ…。
この辺はまだWHSが一般ユーザーには敷居が高いなと思います。
ちなみに、ロックアウトに関する設定は
初期値: アカウントのロックアウトのしきい値 50回ログオンに失敗
ロックアウト カウンタのリセット 30分後
ロックアウト期間 30分
となっていますので、ロックアウトされたら30分以上してから再度操作するとロックアウトは解除されているはずです。
WHSに登録したユーザーアカウントと、クライアントPCのアカウントのパスワードを同じに設定していない場合、サーバーの共有フォルダにアクセスするアプリケーションを利用すると、アカウントがロックアウトされる場合があります。
(アプリケーション側が、クライアントPCにログオンしているユーザーアカウントとパスワードで共有フォルダへのアクセスをしようとしてしまうため。今回ロックアウトされたのも、パスワードがアンマッチの状態で共有フォルダを何度も覗こうとしたせいかと…)
海外のフォーラムで見つけたのは、サーバーとクライアントのアカウントのパスワードがアンマッチの状態でWindowsMediaPlayerを利用してサーバーの共有フォルダの楽曲を再生させようとするとロックアウトされるという事象でした。WHSはサーバー上のアカウントとクライアントPCのアカウントのパスワードを同じにして使った方が幸せになれそうです。