Windows Server 2016 EssentilasのOSが、国内でも流通し始めています。
NTT Xストア Windows Server Essentials 2016 64Bit DVD 59,400円
また、マイクロソフトストアでも入手可能になっているようです。お値段は101,000円とかなりお高めです。
Windows Server 2016 Essentials は何が変わったのか?
「Microsoft のクラウドサービスとの統合」の強化
今回、2016 Essentilasでは従来の2012 R2 Essentialsと比較し、連携できるMicrosoftのクラウドサービスが増えています。
以下のサービスとの統合がダッシュボードからGUIを通して可能になっています。
- Azure Active Directory
- Office 365
- Intune
- Azure Virtual Network
- Azure Backup
- Azure Recovery
ダッシュボードから他のドメインコントローラーへの変更が可能に
Essentailsエディションのおける制約は従来と変わっていませんが、EssentialsエクスペリエンスをStandardやDatacenterなどで利用する場合に、他のドメインコントローラーへの役割の委任をダッシュボードからできるようになりました。
詳細は、[FAQ:WS16E] Windows Server 2016 Essentials の新機能も参考にしてください。
ライセンスの考え方とエディションには変化が
今回 Windows Server 2016ではライセンスの考え方が全般的に変わり、StandardとDatacenterではCPUコアベースのライセンス体系に変わりました。
また、2016ではFoundation エディションが廃止となったことで、EssentialsはOEM向けのStorage Serverを除くと唯一の「サーバーライセンス+CAL不要」のSMB向けサーバーとして、利用される範囲は増えそうにおもいます。
SMB向けのサーバーとして、Essentialsエディションを提案するケースも増えると思いますので、SMB向けのSIerの方々はEssentialsエディションの製品の特徴を押さえておかれるとよろしいのではないかと思います。