Windows Server 2012/Windows Server 2012 R2 世代のメインストリームサポートは、今年2018年10月9日で終了が予定されています。
製品のサポート期限は、Microsoft サポートページから検索することができます。
2023年10月の延長サポート終了までの間は、セキュリティ更新プログラムは提供されますが、新たな機能やセキュリティ関連以外の修正アップデートが提供されなくなりますので、後継製品への移行を検討する必要があります。
受けられなくなるサポートの内容
メインストリーム サポート |
延長サポート | サポート終了後 | オンライン セルフ ヘルプ サポート |
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仕様変更、新機能のリクエスト | マイクロソフトのオンライン上にあるリソースを利用し、マイクロソフトに直接コンタクトを取る必要がなく、すばやく問題を可決することができます。 | |||
セキュリティ更新プログラム サポート | ||||
セキュリティ関連以外の修正プログラム作成 の新規リクエスト |
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無償サポートライセンス、ライセンス プログラム および、その他の無償サポートを含む |
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有償サポート インシデント サポート時間制サポート |
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サポート対象の製品カテゴリ | 全製品 | ビジネス開発製品のみ | 全製品 | 全製品 |
Essentialsの移行先
(1)Windows Server 2016 Essentials
従来のWHSやEssentilasサーバーのように、Windows Serverを使いたい場合の選択肢は、Windows Server 2016 Essentialsになります。2012 R2 Essentialsと比較するとMicrosoft Azure との連携が強化された一方、メディアストリーミング(DLNAサーバー)機能は削除されました。
NTT-Xストア Windows Server 2016 Essentials 59,400円
SOHO/SMBでのビジネスユースは特にWindows Serverがお勧めです。
(2) NASアプライアンス製品
スマホ連携やDTCP-IP対応などを考えると、NASのほうがお手頃です。
(3)Windows 10をサーバーにする
Windows 10でも記憶域スペースが利用できたり、AOMEI Backupper Networkなど、Windows Server Essentials固有の機能の選択肢も増えてきました。
ドライバーの面でも、多様なハードウェアの選択肢が広がり、サーバーOSではなく、クライアントOSを使ってサーバーを構築するのもよさそうです。