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    Categories: WHS全般

Acerの新型ホームサーバー H342-S5をセットアップ

Acerさんからお借りした新型WHS、H342-S5をようやく開梱してセットアップしています。
レビューは鳩の谷の街さんかなわさんが実施されているので、さてかぶらないように何をご紹介しようかと・・・悩んでいたのですが、だいぶネタはとられつくした感があるので、簡単に。

 

  http://aspirehome:55000/ からクライアントコネクタのインストールを開始すると、初回インストール時に自動的のWHSのセットアップが開始されます。
セットアップ終了段階でWHSにアップデートを適用するので比較的時間がかかります(1時間強くらい)。出荷時は実際にはPP2の状態で出荷されていますが、セットアップ終了後にはPP3が自動適用されていますので、ユーザーは意識する必要がありません。 初期セットアップ中は、4つのHDD用インジケーターが点滅した状態が続きます。

H340のときに一番ユーザーからの改善要望が多かった WiDMSはバージョン 2.00 になっているので、バグがいろいろつぶされているのではないかと期待…。H340の時に不便を感じたのはこのWiDMSとMcAfeeなんですよね…。


  プライマリHDDは H340-S3のときは HGST  HDT721010SLA360 でしたが、H342-S5では SEAGATE ST31000528AS に変更になっていました。このせいか、静音性が向上しています。以前は、ファンの音というよりもどちらかというとHDDのカリカリ音が耳に付いたのですが、H342-S5は本当に静かです。ファンの音自体も静かになっているような気がします。

メモリは、H340-S3は台湾 Nanya Technologyのメモリ(上段)でしたが、H342-S5(下段)はどこのブランドだか詳細不明です。基板上にはエルピーダのチップが載っているようです。

 

一つ、これはH342の大きな改善ではないかと思う点に気がつきました。サーバーの記憶域で、HDDの場所の表示が細かくなっています。

   
HP  Data Vaultのコンソール
場所は内部(ATA)としか表示されていない。H340も同様の表示。
Acer H342 のコンソール
場所は内部(SATA, Bay #)というように、HDD搭載ベイの番号も表示されるようになっている。

些細な点ではありますが、個人的にはこれは大きな改善ではないかと思います。従来はサーバーのコンソールでの表示と物理スロットの関係がわかりにくいため、特に同じ型番のHDDを複数搭載する場合、紐付けをユーザーがきちんとしておかないとわからなくなってしまっていたのが実情でした。この表示なら、その心配が無くなります。

とりあえず、最初の紹介としてはこんなところです。
↓ 左が H340-S3、右がH342-S5の箱。Windows 7 との互換性を証明するロゴを取得しているのもさりげないところでの変化。

ださっち: