もはやIPv6 IPoEでなくても最大1Gbps環境が利用可能
昨年1月にフレッツ光ネクストを引いた際には、NTT東エリアではギガプランが提供されておらず、最大200Mbpsのハイスピードタイプを契約しました。その後昨年7月から、NTT東もギガ・スマートタイプの提供を開始し、現在は最大1Gbpsの接続ができるようになっています。
当初提供されていた11ac対応の無線LANカードをレンタルするギガ・スマートに加え、昨年11月からは無線LANカードを提供しない代わりにカードレンタル料分安い、ギガ・ラインも提供されてます。11ac対応の無線LANカードは電波の飛びがよくないため、別途11ac対応のルーターを用意することをおすすめします。
隼が提供されていたNTT西日本地域と異なり、NTT東日本地域ではギガ・スマートの提供までは、フレッツ光ネクストで1Gbps接続を実現するにはIPv6 IPoEでの接続が必要でした。この場合、IPv4は通信事業者網内でのNAT変換が行われるため、ユーザー設備内のサーバーを外部に公開出来なくなるなどのデメリットがありました。
そのため、サーバー公開のためには別途IPv4 PPPoE環境を用意するなどのやや煩雑な工夫が必要でした。
ホームサーバーユーザーからみると、IPv6 PPPoEとIPv4 PPPoEの両方が同時に利用できるギガ・スマート(ライン)の提供は、待ちに待ったといっても良かったかもしれません。
一方、ギガへの品目変更は派遣工事料 7,600円(税込 8,208円)がネックに
ギガ・スマート、ギガ・ラインが提供されたものの、従来のフレッツからの品目変更は原則派遣工事が必要とされ、派遣工事料 7,600円(税込 8,208円)がかかるようになっており、変更のハードルとなっていました。
その後、HGWの交換を伴わないギガ・ラインへの変更は無派遣工事となり2,000円(税込 2,160円)の工事費で実現できるようになりましたが、11ac対応無線LAN機能を搭載するHGWへの変更が伴うギガ・スマートタイプへの変更は派遣工事が必要となり 7,600円(税込 8,208円)のままです。
フレッツ 光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプの工事費について(戸建て向け) | フレッツ公式 | NTT東日本
光コンセント化されていればギガ・スマートタイプへの変更でも無派遣工事2,000円でギガに変更可能?
今日ドコモ光を申込んでわかったのですが、どうやら宅内の光ファイバーが光コンセント化されていれば、HGWも光コンセントが接続されたものが送付されてきてユーザーが交換するように運用が変更となったようで、無派遣工事で実現できるとのことでした。
2015/3/29追記:11ac対応無線LANカード不要であれば、PR-400NEなどギガビット対応のONU/HGWが既に接続されている場合、第5世代のONU/HGWへの変更はなくそのまま利用できるようです。
以下の写真(NTT東日本サイトより)のような光コンセント接続になっていれば、工事料2,000円でギガ・スマートやギガ・ラインに変更出来る可能性があります。
これを契機にドコモ光に申込
NTT東西の「光コラボ」モデルの開始により、ドコモ、ソフトバンク、その他ISPを中心にNTT東西から卸されたフレッツと各社のサービスをセットにしたサービスの販売が始まっています。
わかりにくいと評判の「ドコモ光」ですが、私は既に家族でシェアパックを利用しており、「DCMX GOLD」を契約して毎月ドコモポイントが1,000pt以上貯まっているところに、さらにNTT東のフレッツもドコモ光にすることで、フレッツ分も毎月10%のドコモポイントが付与され、更に毎月400pt程ポイントが多く貯まる計算になります。ドコモ光にすることで、「にねん割」利用時と比較して請求額はさほど安くなるわけではありませんが、DCMX GOLD契約時のポイント10%も含めて考えると、かなりお得になるといえそうです。