Windows Storage Server 2008 R2 Essentials が正式に発表されました。
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この製品は開発コード Breckenridge という名で開発されていた、Vail、Auroraの兄弟分となります。この3つを合わせて、Colorado 3兄弟と呼んでいたりしました。
実は過去にSBS 7 と Auroraで既存のドメイン環境に参加出来てかつ、クライアントPCのバックアップ機能をもった製品があるといいなとコメント掲載していたのは、この製品を意識してのことでした。
1サーバーあたりユーザー数25人(クライアントPC数25台)という制約はありますが、Small Business 環境はもちろんのこと、ある程度の規模の企業でも部署・担当毎に導入すれば非常に心強い製品となるはずです。
ビジネスで利用しているPCは貴重なデータが多数入っており、HDD障害発生時のデータ、時間的損失は図りしれません。BCPの観点からも、このWindows Storage Server 2008 R2 Essentials はドメイン導入済環境のクライアントPC自動バックアップソリューションとして有効となるはずです。
Windows Storage Server 2008 R2 は、アプライアンス フォームファクター製品として、OEMメーカーにより予めHWにインストールされた製品の形態で販売されます。従って、OS単体での入手は出来ません。
機能的にはほとんどVailと同等です。会社ではWindows Storage Server 2008 R2 Essentials 、自宅ではWindows Home Server でビジネスでも家庭でもPCのバックアップを万全に備える、そんなサーバー管理人が来年は増えるかもしれませんね。