WHS2011でもWHS V1同様サーバーにリモートデスクトップで接続して操作を行うことは推奨されていません。まずこの点はお約束ということで、これ以降の操作は原則自己責任となることを認識頂く必要があります。
その上での話になりますが、サーバーにリモートデスクトップで接続してブラウザを利用したいというケースが稀にあります。
しかし、サーバーのInternet Explorerは「Internet Explorerセキュリティ強化の構成(Internet Explorer Enhanced Security Configuration:IE ESC)」がデフォルトで有効となっているため、何かにつけて下のような警告が表示され動作が制限されています。
これはサーバーのセキュリティ強化の目的で行われているのですが、これを無効化したい場合は以下の操作で無効にすることが出来ます。
- WHS2011にリモートデスクトップで接続し、スタートボタンの隣にある[サーバーマネージャ]のアイコンをクリックします。
- 表示されたサーバーマネージャーの画面内、[セキュリティ情報]の右に、[IE ESCの構成]が表示されていますのでクリックします。
- Administratorsグループの設定を[オフ]にします。
- [OK]ボタンを押下し、サーバーマネージャーも終了します。
以降はIE ESCが無効となりますので、通常通りブラウザを操作することが出来ます。ただし、セキュリティの観点からはサーバー上でブラウジングすることは望ましくありませんので、必要なければIE ESCは有効にしておくことをお勧めします。