2012以前では、既存のADユーザーは手動で取り込みが必要
R2以前は、Windows Server 2012 Essentialsで Standardにtransitした場合や、Small Business Server 2011 Essentialsなどで既存のAD環境から移行した場合、手動でPowerShellからユーザーをインポートする必要がありました。
ユーザーのインポートには、Import-WssUserコマンドレットを利用します。
2012 R2以降は、既存のADユーザーを自動で取り込み
Windows Server 2012 R2では、既存のActive Directory 環境でWindows Server Essentials エクスペリエンスを導入しダッシュボードを開くと、自動的にADのユーザーがダッシュボードに表示されるようになります。
ユーザーをダッシュボードに非表示にするには
ダッシュボードに表示されるユーザーを非表示にするにはSet-WssUserDashboardVisibilityコマンドレットを利用します。
Set-WssUserDashboardVisibility [-Name] String [-Hidden] [ CommonParameters] Set-WssUserDashboardVisibility [-Name] String [-Visible] [CommonParameters]
または、[Active Directory ユーザーとコンピューター]で非表示にしたいユーザーを[WseInvisibletoDashboard]ユーザーグループに所属させます。
ユーザーグループをダッシュボードに表示させて管理するには
ADのユーザーグループをダッシュボードに表示させて管理したい場合、[Active Directory ユーザーとコンピューター]で表示したいユーザーグループを[WseManagedGroups]に所属させます。
こうすることで、ダッシュボードの[ユーザーグループ]タブにADのユーザーグループが表示され、ダッシュボードから共有フォルダーへのアクセス権などを設定することができるようになります。
Windows Server Essentilas Management サービスで管理されているユーザーを確認するには
Windows Server Essentials Management サービスが管理しているユーザーを把握するには、PowerShellのGet-Wssuserコマンドレットを利用します。
Set-WssUserDashboardVisibilityでダッシュボードに非表示にした場合、[IsShowInUI]プロパティが[False]となります。