こんな記事がありました。
Brendan on Windows Home Server : Single Sign-on with ASP.NET on Windows Home Server
内容はWHSのIISを使ってWebサイトを構築する際に、WHSのリモートアクセス
画面の認証を用いて、Single Sign on(SSO) させちゃいましょうというものです。
元記事にもありますが、Windows Home Server がその競合プロダクトと大きく
異なるのは、WHSのベースはWindows Server であり、その機能を使って
あれやこれやカスタマイズが出来るということです。
週アス シークレットセッションにおけるMSの林さんのお言葉を借りるならば、
”NASにこんなことが出来るか!”ですね♪
あ、実際のお言葉は”NAS”のあたりが、もう少しオフェンシブな別の言葉でしたよね?(笑)
WHSにはIISが標準で稼働しており、もちろんASP.NETも動きます。
腕に自信のある方ならば、簡単にサイトを構築できます。
SharePointやGroup Boardを使ってポータルを作ってもいいですし、
その他のグループウェアやブログ、CMSなどWebアプリケーションを
たてることが出来るのです。
# ただしCMSなどで、管理するコンテンツの容量が大きくなる場合には、
WHSの20Gしかないプライマリシステムパーティションを圧迫しないよう、
データベースを共有フォルダや外付HDDなどに移してあげることも検討する
必要があります。
そして、その際に上記の記事を参考にしてSSOを活用すれば、アカウントも
WHSコンソールで一元管理できるし、サイトのセキュリティも高まります。
と書いてきましたが、本来はWHSは非常にシンプルな用途を想定し、独自の
ソリューションでシンプルな操作性や画期的な機能を実現している製品ですので、
通常のWindowsと同じように考えて操作した場合、機能を損なう恐れがあります。
その特性を理解されていない方はあくまで素直にシンプルに使うのがよいでしょう。