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風しんの予防接種を受けていない世代のおじさんが、風しんの抗体検査を受診してきた

新型コロナウイルスが世の中を騒がせているなかですが、感染症として同じように恐れなければならない風しんについて書いてみようと思います。

風しんと聞いて、生まれてくる新生児に障害をもたらす可能性のある恐ろしい感染症であるということをご存知の方は、もしかすると多くないかもしれません。数年前の流行のときに話題になり、その時はじめて知ったという方も多いでしょう。

私個人は、子供の頃読んだ「遥かなる甲子園」という本の印象が強烈で、風しんの恐ろしさは忘れられずにいました。記憶が曖昧ですが、本を読んだのは、この本が原作となった映画がきっかけだったかもしれません。

しかし、その当の自分も、風しんの予防接種が行われていない昭和37年度~昭和53年度生まれにぎりぎり該当しているとは、数年前の風しんの流行まで知りませんでした。

自治体から送られてきた風しん抗体検査・予防接種のクーポン

そんな中、昨年住まいを構えている自治体から、風しん抗体検査・予防接種のクーポンが送られてきました。

幸いにして自分の子供は風疹による先天性の障害はなく生まれてきてくれましたが、職場や通勤途上などで女性に移してしまう可能性はあります。これを機会に、抗体の検査をしてもらうことにしました。

クーポンで検査のできる近くの医療機関を探す

検査のできる医療機関は、厚労省のサイトや、各自治体のサイトに掲載されています。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html#h2_free2

そして抗体検査へ

近所のクリニックで抗体検査をうけることに。自治体から送付されたクーポンを持っていってきました。採血してもらう際、看護師さんから、「クーポンなんてあるんですね。初めて見ましたよ」といわれました。クーポンが送付されてきてからはだいぶ時間が経っているのにも関わらず…。おじさん世代、抗体検査の受診率が低いのかも?

検査の結果は…

風しん/HIとは、HI法による検査を意味しているようです。
結果の8以下とは、埼玉県のサイトからリンクされている「 予防接種が推奨される風しん抗体価について(PDF:273KB) 」という厚生労働省の資料をみると、免疫がないことを意味しているようです。

予防接種を受けていない世代ですので、抗体はないだろうと思っていましたが、案の定です。予防接種をしていない世代でもなかには、これまで気が付かないうちに風しんにかかって抗体をもっている方もいるようです。

抗体がないことがわかったので早速その場で予防接種をしてもらえるのかと思ったところ、この病院では次回の予約を取って改めてきてほしいとのこと(とても不親切…)。次の予約を取って帰ってきました。

クーポンが送られている方は期限内に抗体検査を

手元に送られてきているクーポンは、期限が20年3月となっていました。自治体の施策ですから、年度内の予算なのでしょう。

手元にクーポンが送られている同世代の方、 これから生まれてくる子供たち、これから親になる若い世代のためにも、期限が切れないうちに抗体検査や予防接種を受けましょう。

ださっち: