今年の各社の夏モデルはあまり冒険味のないラインナップが多かったように思いますが、DOCOMOのN-04BでWHSと組み合わせて活用出来そうなおもしろい機能があったので、ご紹介します。
それは「メディアスリンク」機能。
N-04Bは無線LANを搭載しており、無線LANエリア内ではWifi通信が可能です。また、ホームUを活用すると家庭内ではパケット通信料が無料になります(家の中にいても携帯でメール、ブラウジングしてしまうような、主婦層の方等はこれをうまくつかうと、パケット通信料が大幅に下がるはず)。そして、アクセスポイントモードなるWifiルーター的な機能も使い方も出来るのですが、個人的にはアクセスポイントモード通信中は端末操作がほとんど出来なくなるダメダメ仕様な点ががっかり。
WifiでLANに接続すると、LAN内のDLNAサーバーを一覧表示し、サーバーから動画、写真等のコンテンツをDL、サーバーにアップロードしたり、また逆にN-04BがDLNAサーバーとなってPC等からN-04B内の写真等を参照することが可能です。
では、Windows Home Server と組み合わせた場合にどこまで利用出来るか実験してみました。
WHS V1 |
Vail |
||
DLNAサーバーからの再生/ ダウンロード |
静止画 |
○ |
× |
動画 |
○ |
× |
|
DLNAサーバーへのアップロード | 静止画 |
× |
× |
動画 |
× |
× |
といった感じで、少し残念な結果となりました。VailのほうがDLNAとしての互換性は高いはずなので、もしかするとアクセス権の設定などの可能性が高いかもしれません。
DLNAサーバーへのアップロードは、NEC製の夏モデルPC(に搭載された、カスタマイズされたDiXim)でないとだめなようです。MP4動画は、SDカードに保存すれば再生は出来るのですから、対応しておくべきところだと思いますが、WHS V1ではダウンロードを開始して約1MBのところで中断されてしまいました。