WHS2011ではDEがなくなり、サーバーの記憶域というストレージプールの概念が無くなったため、共有フォルダーはどのHDDにあるのかかダッシュボード上に表示されるようになりました。
共有フォルダーを作成するには、[フォルダーの追加]を押下します。
[名前]にフォルダー名を入力すると、場所にはデフォルトで D:\ServerFolders配下が指定されます。他のHDDに作成したい場合は、[参照]を押下して作成先のHDDを指定することが出来ます。
[説明]欄に入力した文字列は、ダッシュボード上の[説明]カラムに表示されます。
[次へ]を押下すると、アクセス権の設定になります。
[特定のユーザー]を選択すると、ユーザー毎にアクセス権を
- アクセスなし
- 読み取り
- 読み取り/書き込み
の3種類から指定できます。
以上でフォルダーの作成は完了です。
作成したフォルダーを他のHDDに移動するには、フォルダーを右クリックして、[フォルダーの移動]を選択します。
接続されているHDDの中から、移動先のHDDを指定することが出来ます。
WHS2011からはシャドウコピーを利用することが出来ます。シャドウコピーの有効化はHDD単位で指定しますので、各ハードドライブのプロパティで指定します。デフォルトでは有効になっており、1日に2回作成されます。
フォルダやファイルの[以前のバージョン]を復元するには、クライアントPCから、サーバーの共有フォルダーを右クリック、[以前のバージョンを復元]を選択すると、日時を指定して復元することが出来ます。