WHS2011のDE代替ソリューションのひとつ、Drive Bender の Beta 4 リリースが公開されました。Beta 3で、WHS2011のネイティブ機能に対する対応が可能になっていましたが、Beta 4 では更に以下の改善が行われています。開発者はこのBeta 4 リリースを記念すべきマイルストーンと表現しており、このビルドがRCビルドとなるようです。
主な変更点:
- アップデート:WHS2011用の新しいアドイン
- バグフィックス:WHS2011のクライアントバックアップが時々失敗していた問題の修正
- バグフィックス:ドライブバランスで、Drive Bender用の特定のファイルをバランスしないように修正
- バグフィックス:Windows Updateが失敗していた問題を修正(権限問題を修正)
- アップデート:ドライブのマージ機能を改善
- アップデート:ドライブの削除機能を改善
- アップデート:ドライブの追加機能を改善
- 追加:既にある非プールドライブをプールドライブに変換する、ドライブの変換機能
- 追加:オプション機能-スムースストリーミング。ストリーミングパフォーマンスを改善するための、ファイルの読み込みキャッシュ機能(デフォルトは無効)。
- 追加:オプション機能-複製されたファイルのCRC検証(デフォルト有効)。無効にすると、ファイルサイズの検証になる。
- 追加:オプション機能-ログレベル。ログファイルのサイズ指定(デフォルトはなし)。
- 追加:オプション機能-ドライブバランシング。ドライブのバランシングの有効/無効を任意に設定可能(デフォルトは有効)。
- 追加:オプション機能-ドライブ名の変更。ドライブをプールに追加する際、用途を明確にするためリネームされる(デフォルト有効)。
- 追加:オプション機能-ドライブレターの管理。Drive Bender がプールに追加されたまたはプールから削除されたドライブに対するドライブレターの管理を可能に(デフォルト有効)。バグのため、きの機能はリリースまで無効。
- バグフィックス:ファイルやフォルダの名前の変更、削除がエラーとなり失敗する問題の修正。
- バグフィックス:ゴミ箱のサポート機能の修正。
- バグフィックス:ドライブベンダーのマウントポイントと競合する場合、Windowsの割り当てるマウントポイント(すなわちドライブレター)を削除。
- 追加:プール復元機能。構成情報がないプールドライブを接続した場合(OSの再インストール時等)に、プールを復元する機能。
- 追加:プール構成情報の復元。壊れた構成情報を検証し、修復する。
- 追加:WHSタスクの実行と通知ウィンドウ。
- 既知の問題:フォールトトレラントモード(すなわち、ドライブがプールから見つからない状態)で、複製されているファイルが表示されない(次のアップデートで修正予定)。
- 既知の問題:WHSのフォルダーの移動ウィザードがエラーとなる(次のアップデートで修正予定)。
- 既知の問題:Getting startted TasksタブからWebリンクを開くと、クライアントではなくサーバーで開かれる。
- 既知の問題:ドキュメンテーションが未完了。
ざっと翻訳すると以上のような内容かと思います。安定稼働のめどが見えてきたかなという印象ですが、このBeta 4ビルドがベータテストの最後となり、近日中にライセンス登録が必要となる予定です。