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Add-in:Orbital Backup Configuration (WHS2011でTimeMachineバックアップを自動構成するアドイン)

WHS2011にMacクライアントを接続/TimeMachineバックアップを行うWindows Home Server 2011 /Small Business Server 2011 Essentialsでの Mac対応でも紹介をしてきましたが、WHS2011のMac対応とはMac用のLaunchPadを用意しただけであり、TimeMachineのバックアップ構成については複雑な設定をユーザーの手で行う必要がありました。

また、Mac OS X Lion と ネットワーク上のTimeMachineバックアップ機能についてでもご紹介をしましたが、Mac OS X Lion ではWHS2011のみならずNASへのTimeMachineバックアップを作成することが出来なくなっていました。

 

今日はこれまでの状況を覆す、すばらしいアドインのニュースが飛び込んできました。Orbital Bakup Configuration Add-inは以下のことが可能です。

  • Mac OS 10.6 Snow Leopard 上にインストールした WHS2011の LaunchPad上から、WHS2011上の共有フォルダへのTimeMachineのバックアップ設定を自動で行うことが出来る

Mac OS 10.7 Lionでは、WHS2011の”LaunchPad”というアプリケーション名と、AppleがMacに新規機能として追加した”LaunchPad”の名称がバッティングし、残念ながらLionへのLauchPadインストールは出来ません(Snow LeopardでLaunchPadをインストールしておいて、LionにインストールするとWHSのLaunchPadが利用できるようなことが書かれているのですが、ブログへのコメントで正しく動作しないというコメントを頂きました。その場合はLaunchPadを再インストールしてみて頂ければ幸いです)。ですが、この問題さえ解決できれば、Orbital Backup Configuration はLion上でも動作するそうです。

 

MSがアップデートでLaunchPadの名称を早く変更してくれれば、Lionユーザーも以前のようにWHS2011上にTimeMachineのバックアップが出来ます。これだけでも、HP MSSやDataVaultからWHS2011に乗り換える人も出てくるのではないでしょうか。

ちなみに、MSSやDataVaultのBIOSに入る方法が発見されましたので、VGAケーブルさえ入手できればWHS2011のインストールも容易になっています(HP製品(X510&EX490)のBIOS設定画面を見てみた。)。また、システムHDDさえブランクHDDにすれば、USBメモリとcfg.iniファイルで自動インストールも可能です。

 

現在は正式公開前のプレビュー段階のようです。ダウンロードはhttp://forum.wegotserved.com/index.php/files/file/247-orbital-backup-configuration/ から出来ます。

ださっち: