以前紹介した、WHSにiSCSIターゲット機能を追加するLDiskは日本語版WHS環境では動作が上手く出来ませんでした。今回、LDiskの機能を限定し、英語版以外のWHSでも動作するLDisk-Dが新たにリリースされ、ようやく日本語版のWHSでも利用できるようになりました。

L-Diskにあるような、ディスクプールなどの機能は利用できませんが、iSCSI SANを利用してWHS2011のストレージ容量を拡張することが出来ます。

自宅でSANを構築するなんて、よっぽどのユーザーでないとニーズはないとは思いますが、WHSの他にも自宅にNASがあるようなパワーユーザー向けには魅力的なAdd-inではないでしょうか。現時点では、日本語版WHSとLDisk-Dで利用出来るのは以下の表の「iSCSI Target- IP SAN/Storage」「Create Normal iSCSI volumes」「iSCSI online volume expanseion」の３つの機能です。