Windows Server 2012 R2 Essentials では、プライマリーサーバーのダッシュボードから、セカンダリーサーバーのストレージ上に共有フォルダーを作成することも可能です。セカンダリーサーバーは、Windows Server Essentials エクスペリエンスが有効化された Windows Server でも良いですし、Windows Server でなくてもドメインにメンバーサーバーとして参加出来ればセカンダリーサーバーとして利用することが出来ますので、ADに参加出来る機能を持ったNASなどを有効活用することも出来ます。
ダッシュボードからセカンダリーサーバー上に共有フォルダーを作成する
- プライマリーサーバーのダッシュボードを開きます。
- 記憶域タブ>サーバーフォルダータブ>サーバーフォルダーペインの[フォルダーの追加] の順に押下します。
- [フォルダーの追加]画面で[参照]を押下すると、ドメインにメンバーサーバーとして参加しているサーバーが表示されます。
- セカンダリーサーバーのストレージ内を指定して、共有フォルダーを作成することが出来ます。 ここでは[テスト]という名前の共有フォルダーを、セカンダリーサーバー上に作成します。
- セカンダリーサーバー上に作成した共有フォルダーも、プライマリーサーバーの共有フォルダーからアクセスすることが出来ます(DFSが自動で構成され、Shared Folders 名前空間配下に表示されます)。
- セカンダリーサーバーに登録した共有フォルダーは、プライマリーサーバーのRWAからもアクセス出来ます。