Windows 10にアップグレードすると、スタートボタンの横に検索ボックスが表示されます。
この検索ボックスに、実行したいアプリケーションの名前や、開きたいファイルの名前、Webで検索したいキーワードを入力すると、対象を検索して表示してくれます。
この検索ボックスは、音声パーソナルアシスタント機能「Cortana」と連動し、音声入力でも検索を行うことができます。
検索バーを表示したくない場合は、タスクバーを右クリックし、[Cortana]>[表示しない]を選択することで非表示にできます。
この検索ボックス、とても重宝する機能なのですが、Previewの頃からスリープからの復帰後に反応しなくなる事象に悩まされています。検索ボックスをクリックしても全く反応しなくなるのです。
海外でも同様の報告が多数上がっていますし、Windowsフィードバックでもフィードバックをしましたが、最新のInsider Preview 10547でも発生しています。
対応方法1
私も実施したばかりで、効果のほどは不明ですが、Powershellから以下のコマンドを実行してストアアプリを再インストールすることで、事象が改善するとの情報があります。
Get-AppxPackage -AllUsers| Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"}
対応方法2
これは暫定対応ですが、タスクマネージャーから、[詳細]を開き、プロセスから[Cortana]を右クリックし、[タスクの終了]を押下すると、再度検索ボックスが動作するようになります。終了させた[Cortana]プロセスは自動起動します。
Windowsフィードバックで気軽にフィードバックを
余談ですが、[Windowsフィードバック]ができたことで、一般ユーザーが製品に対するフィードバックを寄せる場が明確になり、またフィードバック方法も簡単になりました。
フィードバックをあげやすくなると、フィードバックの質が悪くなるため拾い上げる方は大変だと思います。
フィードバックする際はできるだけ事象や再現手順などのfactを重視し、”回りくどい感情いっぱいのクレーム”など”余計な情報”は入れないように心がけたいものです。