諸般の事情があって、我が家にも最新型の HP MicroServer Gen 8 がやってきました。それも、2台やってくる予定になっています。まず1台目が届いたので早速開梱。
箱の中は本体と、電源ケーブル、CD-ROMのみ。シンプルです。
本体前面。上部の光学ベイはそのうちSSDを入れられるようにしようかと思っています。全体的に旧型と比較して3.5インチベイが薄型光学ドライブベイになったので、背丈が低くなっています。
ドア部を開くと、本体側にはレンチが格納されています。旧型はドア部に増設ドライブ用のスクリューが存在していましたが、新型は増設ベイに取り付けられた状態になっていますので、ドア部にはスクリューはついていません。旧モデルにあった本体ドア部の鍵はなくなりましたが、強力なマグネットでドア部はしっかり閉じられるようになっています。
HDDスロットは4本。ホットプラグは非対応です。
増設ベイにはあらかじめねじが取り付けられていますので、これをフロントドアの裏、本体前面に収納されているレンチで取り外してからHDDを取り付けます。
本体裏面、PCI-eスロットがは旧型の2本から減少して1本になっています。iLO用の専用RJ-45ポートと、2つのギガビットイーサポート、4本のUSBポート(うち2本はUSB3.0)、RGBコネクターがあります。また、電源コネクタの横にはケーブル止めが付いています。これはオプションのスイッチングハブをマウントした際にコードを這わせるためかと想像されます。スイッチングハブも今回購入したので、別途レビューします。
標準で2つのNICポートがあることで、NICチーミングによる耐障害性や二重リンクなどの構成をとりやすくなります。
稼働中の旧世代 MicroServerと比較。高さは2.5cmほど低くなりましたが、横幅は2cmほど広くなっています。