12月25日は秋葉原のカフェソラーレで HP ProLiant MicroServer Cafe @ AKIHABARA が催されます。
このHP ProLiant MicroServer は以前も取り上げましたが、小型、省電力かつ高い拡張性を売りとしたエントリーサーバーになっています。
低価格サーバーには1万円程度で入手できるものもありますが、購入してみて意外とネックになるのが静粛性、設置スペースだったりします(爆音サーバーは個人での利用はもちろんですが、SMB環境でも出来れば避けたいものです)。
その点、ProLiant MicroServerの静粛性は非常に高く、今回実際に実機をお借りしてみましたが、DataVault/Media Smart Server や Acer H342などと遜色ない印象です。
WHSユーザーであれば、VailやSBS 2011 Essentials(Aurora)、またはWHS V1をこのProLiant Serverで動かしてみようかと思われることでしょう。実際に私もこれからこれらのOSを導入して動かしてみようと思っています
以下はSBS 2011 Essentials(Aurora)とSBS 2011 Standard(SBS 7)のシステム要求水準が記載されたペーパーですが、64bitの1.4Ghz以上のシングルコア プロセッサーか、または1.3Ghz以上のデュアルコアとなっています(VailとAuroraは同じ)。
ProLiant Micro Server に搭載されている AMD Athlon 2 NEO N36L というプロセッサーの情報はなかなかないのですが、HPの製品サイトにはデュアルコアプロセッサー 1.30Ghzであることが記載されていますので、VailやSBS 2011 Essentialsの推奨環境には当てはまっていると考えて良さそうです)。
ただし、現在公開されているVail/Auroraのパブリックベータでは、1.4Ghz以上のCPUを求められるため、通常の方法ではインストールが完了しません。これを回避するには自動応答ファイル(cfg.ini)を作成する必要があります(【清水理史の「イニシャルB」】 第415回:HP MicroServerで作る最強ホームサーバー~10TB+GeForce GT430+USB3.0でVailを搭載 -INTERNET Watch)。
来年早々に予定されているDEレスなパブリックベータで、HW要件がどうなるか動向を注視する必要がありそうです。