無料のバックアップソフト「AOMEI Backupper Free」で、「Wannacry」などのランサムウェアからデータを守る

世界的にランサムウェアが猛威を振るって話題になっていますが、基本的には最新のパッチを計画的に適用しているユーザーには問題がなかったこともあって、影響は比較的限定的なものとなっているように思います。

ファイルを暗号化して、暗号の解除鍵を人質にビットコインなどの対価を身代金として要求する手法で、非常に厄介な手口となっています。身代金の額は、感染から日数が経過するとつり上げられ、一定期間経過後は暗号化されたファイルを削除するとしています。

Windows Updateは常に最新に。怪しいメール・ファイルは開かない

ランサムウェアに感染してしまった場合、ファイルはどんどん暗号化されてアクセスができなくなります。暗号の強度は高く、簡単に解除鍵を特定して解除出来るものではありません。

こういったランサムウェアへの対策としては、従前からいわれているようにWindows Updateは常に最新のアップデートを適用し、怪しいメールやファイルを開かないことが肝心です。

バックアップがあれば憂いなし

万が一感染してしまった場合でも、日頃からシステムやファイルのバックアップがあれば、安心です。Windows Server Essentialsが備える「クライアントコンピューターのバックアップ」機能で日々自動バックアップを取っている私の環境では、万が一感染したとしても、過去のバックアップからシステム全体を元の状態に戻せるため、影響を最小限に防ぐことができます。

Windows Home Serverの時代から提供されてきた「クライアントコンピューターのバックアップ」は、今でもこの手の脅威に対して非常に有効な備えとなりえます。

無料でイメージバックアップができる「AOMEI backupper Free」

Windows Server Essentialsを導入する以外にも、クライアントコンピューターのバックアップを実現する手段があります。その1つとして簡単に導入できてかつ高機能でお勧めなのが、「AOMEI backupper」です。その機能については以前、WHS2011のクライアントバックアップを代替できるバックアップソフト「AOMEI Backupper」で紹介をしました。

この「AOMEI backupper」には無料で入手・利用できるStandardエディションがありましたが、AOMEIはStandardをより無料であることがわかりやすいように「AOMEI backupper Free」 エディションに名前変更したようです。

販売元では、ランサムウェアへの備えとしてもぜひこのソフトウェアを利用して欲しいとしています。

感染した際にも被害の拡大予防に有効

この手のバックアップは予め正常な状態のバックアップを日頃から作成することが大事です。一方で、万が一感染した場合にも、システム内で未暗号化のファイルがどんどん暗号化されることによる被害の拡大を防いだり、暗号化されたファイルの状態を凍結してイメージバックアップすることで、ランサムウェアによるファイル削除の脅威への対応にもなります。

イメージバックアップを作成しておくことは、後日ウィルス対策ソフトベンダー等から暗号化の解除ツールが公開された際に、データを取り戻すことができる可能性を高めることができます。

過去には、実際に各ウィルス対策ソフトベンダーから、ランサムウェアの解除ツールが提供された事例があります。

ランサムウェア ファイル復号ツールを無償提供 | トレンドマイクロ

ランサムウェア「クライシス」の正体の解明と暗号化解除ツール | ESET

無料ランサムウェア復号ツール | ファイルのロックを解除 | Avast

感染してしまった場合には、慌てずに現状のバックアップを取ることも必要です。ぜひ、紹介したWindows Server Essentialsの「クライアントコンピューターのバックアップ」や「AOMEI backupper Free」が、

  • 万が一感染しても、こんなソフトウェアもあるんだ

という気づきになることと同時に、

  • 日頃のバックアップって重要だな

という意識の高まりに繋がれば幸いです。

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