[FAQ:WHS2011]クライアントコンピューターでスタートパッドが起動しない

WHS2011でスタートパッドが起動しなくなる事象が報告されているようです。国内のフォーラムでも同様の問合せがあったので、共有します。

WHS2011のサポート期間は残り1週間となりましたが、今後も利用する方のために解決に至るヒントとしてログの見方から記載します。

WHS2011のログの保存場所

サーバー、クライアントそれぞれログが保存されています。保存場所の詳細は、[FAQ:WHS2011]WHS2011のログの取得方法を参照してください。

スタートパッドに関するログファイル

WHS2011日本語版ではスタートパッドと呼ばれていますが、英語版の名称はLauchPadです。スタートパッドに関するログは、LaunchPad.logファイルに記載されています。

ログファイルが1つのファイルに収まらない場合、複数のファイルで順次保存されている場合がありますので、LaunchPad2.logといった連番で複数のファイルが存在している場合があります。

正常なログファイル

正常なログファイルの例です。Gneneral: Initializing… から始まり、スタートパッドの起動をしていきます。この正常なログとエラーが記録されているログを見比べると、どの処理が本来行われるべき手順のところでエラーが発生したのかあたりを付けることができます。

今回の事象のログファイル

本当は最初のログと横に並べて比較するとよくわかるのですが、

<!– Hex color values overwriting default SKU theme colors –>

セクションで始まるスタートパッドの色テーマをサーバーから取得してセットするところからまずエラーが記録されています。

例外が出力されると、そこから例外の中身が記録されていきます。その中にあるメッセージが解決の手がかりとなります。

最初のエラーメッセージである50行目の「LaunchPad: !!!!FATAL: Launchpad shutting down due to unhandled exception: ‘System.Windows.Markup.StaticExtension’」で手始めにGoogle検索をすると、一番上に海外のフォーラムが表示されます。

中を見ると、同じようなエラーが記録されたログが質問に記載されています。

そして、下の方に辿っていくと回答としてマークされた回答がありました。更にはその下にいくつも同じ手順で解決したとの書き込みがあります。

こうやっていくことで、日本語では情報が限られているものでも、海外の情報を得ながら解決に近づいていくことができるのです。

ログファイルは情報の宝庫

今回説明したのは1つの例ですが、ログファイルを読むことで、こういった問題解決だけでなく、良く書かれたログファイルからはソフトウェアがどのような処理を順次実施しているのかをある程度想像することができます。その読みが当たって問題解決が出来たり、得られた知識が他の方の役に立てたときの喜びが、私のMicrosoft MVPアワード受賞の源泉になっているように思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする