Lights-Outは、Windows Home Serverの時代には必携といわれるほどユーザーからよく知られているAdd-inで、サーバーの起動時間をあらかじめ作成したスケジュールに合わせて管理したり、ネットワーク内のクライアントコンピューターの起動に合わせてサーバーを起動することができるなど、サーバーの消費電力を節約できる便利なAdd-inです。
そのLights-Outがこの3月に行われた3.0へのメジャーアップデートに合わせて、SynologyのNASに対応をしました。
Lights-Out 3 for Windows and Synology has arrived!
また、現在QNAP QTS4版もベータ版が提供されており、今後QNAPの対応も期待できそうです。
Lights-Out power management for QNAP (beta)
Lights-Outでできること
1.あらかじめ作成したスケジュールに従った電源管理
Lights-Outでは、管理画面上に作成したスケジュールに従って、サーバー/NASをスリープさせたり、レジュームさせたりすることができます。
2. 必要に応じて起動する
ネットワーク内のクライアントコンピューターからのアクセス状況や、稼働状況に応じて、 サーバー/NASをスリープさせずに稼働を続けさせたり、レジュームさせたりすることもできます。
3.クライアントコンピューターのバックアップの管理
クライアントコンピューターの定期的な自動バックアップタスクを管理することもできます。
バックアッププロバイダーはWindows Server Essetnsialsのバックアップだけでなく、 Windows Serverバックアップや、Windows 7からクライアントPCに搭載されているバックアップ(今後サポート終了が予定されていますので注意)、Microsoft Azure BackupなどのMicrosoft製のバックアッププロバイダーだけでなく、TrueImageなどもサポートしています。
Lighs-Outでサポートされているバックアッププロバイダー
AOMEI backupperもサポートしてくれるといいのですが…
https://satsumahomeserver.com/blog/293141
個人利用は一定の条件で無料
Lights-Outは、Windows環境で5台のクライアントまでは無料で利用できます。ライセンスの条件は、Buy a Lights-Out licenseを参照ください。
30日間は無料トライアルもできますので、対象のNASをお持ちの方は、ぜひ試してみて下さい。
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