ひっそりとTwonky Serverに新しいバージョン、Twonky 7.0がリリースされています。My Twonky(beta) というサービスに登録することで、ダウンロードが出来ます。このMy Twonkyはベータ版サービスとして2011/11/8にリリースされています。
同時に、Android用の無料アプリTwonky Music、Twonky Videoもリリースされているようですが、手元のデバイスでは互換性がないとのことで、インストールが出来ませんでした。おそらく配信地域が限定されているものと思われます。
My Twonky に登録し、Twonky 7.0をインストールすることで、インターネット上のポータルサイトからサーバー上のコンテンツにアクセス出来るようです。また、My Twonky ではネット上のお気に入りのコンテンツをbookmarkすることで、DLNAデバイスからもbookmarkしたコンテンツにアクセス出来るようになるようです。My TwonkyとTwonky 7.0は無料です。
早速、Twonky 7.0をWHS V1にインストールしてみました。Twonky Server 6.0をアンインストールしてからインストールしてみましたが、Twonky 7.0もDLNAサーバーとしての機能は持っており、これまでのTwonky Serverと同様のDLNAサーバーとしての使い方も出来るようです。また、Twonky 7.0にはWebDAVサーバー機能も備えているため、Android向けのTwonky Mobileにある[同期]機能も設定可能です。この同期機能を使えば、サーバー上のフォルダに保存されたコンテンツとAndroidデバイスのコンテンツが同期されますので、録画してエンコードしておいたコンテンツをサーバーの特定のフォルダにおいておけば、Androidにワイヤレスで同期されているといった使い方が可能になります。
WHSでTwonky 7.0を設定する場合の留意点:
- 従来のTwonky Serverと異なりサービスとして自動起動するようになっていないため、別途サービス化が必要。sexeを使ったり、[FAQ]WHS上でアプリケーションをサービス化して常時起動させるなどの方法でサービス化し、Administratorアカウントでログオンするよう構成してください。
- サービス化した後、サーバーを再起動し、ライブラリの設定等を行います。共有フォルダではUNCパスは認識しないため、 D:\shares\音楽 等の形式で指定します。
- 同期用フォルダ(WebDAV公開対象フォルダ)の構成は日本語を含むパスに対して正しく構成が動作していないようです(追加しましたと表示されるが、実際には追加されていない)。同期対象のフォルダにはフォルダパスおよびファイル名に日本語を含まないように構成する必要があります。
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