フルHDを搭載しても格安のChromebookが登場–Dell Chromebook 13

気になるもの

米国ではChromebookがその安さも背景に流行し、学生が購入するのはPCではなくすでにChromebookになっているというような話も耳にします。国内では数モデルが入手できるようになっていますが、今ひとつといった状況のようです。その1つの背景には、Windowsタブレットが安価に入手できることがあるかもしれません。

個人的に食指が動かない最大の理由に、ディスプレイの解像度がどれも1,366×768にとどまっていることがありました。

海外ではGoogleが販売する、フルHD 1,920×1,080の解像度を持ったPixelというChromebookもあるのですが、こちらは$999と非常にお高く、この値段だったらWindowsかMacbook買うよという、Chromebookの最大の魅力である安さをスポイルした製品でした。
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Dellが発表した、9~とお安く高解像度を備えたChromebook 13

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そんな中で、今日DellとGoogleが発表した Chromebook 13は、フルHD(1,920×1,080)の高解像度を備えながら、$399~入手できる安価で高性能のChromebookです。

$399で購入できる最低構成は、1.5GhzのCeleronプロセッサーと、2GBのメモリー、16GBのストレージ、1.47kgになります。

CPUをi3やi5に変更、メモリーは最大8GBに増設、ディスプレイをタッチディスプレイに変更といったカスタマイズも可能となっているようです。

米国では9/17発売、法人向けに

Chromebook 13は9/17に米国で発売となり、法人向けに販売されるようです。デルは、日本国内で現在Chromebook 11を販売しており、Chromebook 13 の国内販売も期待できそうです。

Windows環境にリモートデスクトップ接続さえできれば、あとは高解像度とキーボードを備え、軽くて薄いそして安いノートがあればなと思うのですが、なかなか3拍子そろったマシンは出てきません。その中でこのChromebook 13は、「軽い」とはいえないものの、魅力的な選択肢の一つとなりそうです。

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