毎年Microsoft MVPアワード受賞者を招待して行われる、Microsoft MVP Global Summitに参加してきました。昨年に続き2回目の参加となります。
MVP Summitの概要は公式サイトに譲りますが、毎年Microsoft本社のあるシアトル(レドモンド)で開催されており、今年は3月17日~22日の間に開催されました。期間中は、各製品カテゴリーで製品開発チームとのテクニカルセッションが開催されますが、内容はすべてNDAのため、Summit参加中のMVPのTwitter/Facebookは差しさわりのない食べ物の写真で埋め尽くされるのが毎年の光景となってます。
というわけで、Summitの内容はほぼ書けませんが、シアトルへの旅行記を書いておきたいと思います。
JAL Global Club修行をめざして、今年はJAL便で
昨年は仕事で海外に行く機会も増え、JALマイレージバンクのクリスタル会員となることができました。
クリスタルの次のサファイア会員になると、(指定のグレード以上のJALカードを契約している限り)JAL Global Club(JGC)の永久資格が得られるため、JGC入会を目指して飛行機に乗り続ける”修行”をする人が毎年多くいます。私も今年はJGC入会すべくサファイア会員を目指したいと思い、シアトルへの旅は直行便でなく不便ですが(2019年3月31日より直行便が就航予定)JALの翼を選択しました。
昨年デルタ便を利用したのですが、とにかくお尻は痛いし隣の人にも恵まれず良い思い出がなかったのもあり
早速クリスタル会員の威力が発揮される
早速、この旅で昨年取得したクリスタル会員の威力が発揮され、多くの恩恵にあずかることができました。
その1つが「国際線前方座席指定サービス」。前方の座席は、一定期間の間、一般会員が予約できないようブロックされています(最終的には直前で解放されます)。下の画面の「×」印は、そういったブロックされている席を指しています。クリスタル会員のため「17K」を予約できましたが、そうでないとこういった前方の座席は予約できません。
特に北米路線のように、長時間フライトして時差の都合で機内で寝たいケースも多い国際線で、足元の広いいわゆるバルクヘッド席を取れる可能性があるのは、大きなメリットでした。実際今回は往復ともにバルクヘッド席で移動ができたうえ、機材もボーイング787であったこともあり、快適な空の旅でした。
2つ目は、ビジネスクラスカウンターでのチェックイン/優先搭乗です。時間帯によってはエコノミークラスのカウンターは混雑していますが、エコノミークラスのチケットでも比較的空いているビジネスクラスカウンターで手続きができ、
搭乗もビジネスクラスと一緒に優先搭乗ができたため、一足先に機内に登場して、持込荷物も先に格納できました。
後から登場すると自席の近くに荷物が格納できないということがあるので、 これも便利です。
そして、これはおまけのJALサクララウンジ。クリスタル会員はサクララウンジは利用できませんが、ドコモプレミアクラブのクーポンでサクララウンジの利用を申し込んでいました。これも今回のJAL便搭乗のメリットでした。
今回のJAL便での旅で、今年はサファイア取得に向けてJGC修行するぞと心新たにした次第です。
バンクーバーでの乗り換え
まだ直行便がないため、今回はバンクーバーでアラスカ航空に乗り換えとなりました。バンクーバーでの乗り継ぎにETAが必要ですが、実際にはバンクーバーで米国の入国手続きを行うことになります。
USA Connectionsの案内が随所にでていますので、この誘導に従って移動します。
キオスク端末で税関申告後、預入荷物の接続でしばらく待ちましたが、米国への入国手続きは非常に空いているなかであっという間に完了しました。昨年はシアトルでイミグレしましたが、バンクーバー経由はらくちんでした。
バンクーバーでトランジットが3時間ほどあったので、プライオリティパスでPLAZAプレミアムラウンジで時間をつぶしました。米国接続のゾーンにあるラウンジはいまいちでした…。
シアトルでは
シアトルは期間中ずっといいお天気で、暖かい(暑い)日が続きました。
期間中の内容はNDA。今回、Leaks(漏洩)とLeeks(ネギ)をかけて、ネギの写真でNDAへの注意喚起も。
旅の思い出の写真をいくつか。
カンパニーストアで
MVPはカンパニーストアやMicrosoftストアでMicrosoft従業員価格でハードウェアやソフトウェアを購入できる優待がもらえます(上限額あり)。
何を買おうか悩みましたが、Surface Go LTE版を購入することに。Surfaceは基本的に1SKUとしているようで、 米国版でも 日本発売後のロットは技適マークがついているとのことで安心して購入できました。
Surface Pro LTE Advancedのようにembedded eSIMが入っていれば、またいろいろ面白かったのですが、残念ながらSurface Go LTE Advancedはembedded eSIM非搭載。
帰路も快適な空の旅
帰りもシアトルからバンクーバー経由で。バンクーバーからシアトルはボンバルディアのプロペラ機でした。
国際線への乗り継ぎでは、PLAZA PREMIUM LOUNGEとSKY Team LOUNGEの2つのラウンジが利用できました。
まずはJAL便の搭乗口D71に近いPLAZA PREMIUM LOUNGEに。上の写真では文字が切れていますが、左端のD53搭乗口の近くにSky Team Loungeがあります。
行きに立ち寄ったPREMIUM LOUNGEとは異なり、座席も多くあり、食事やドリンクも豊富でした。
せっかくなので、SKY Team LOUNGEにも。こちらは麺以外にも点心があり、こちらで食事をとればよかったとちょっと後悔。ワインバーも充実していました。
と、ほぼ楽しんでいただけのように見えますが、英語で行われるテクニカルセッションに参加できる機会は非常に知的刺激としても大きく、 内容はここには記載できないものの貴重な経験となりました。
期間中お世話になってみなさま、ありがとうございました。
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