アクセスベースの列挙(ABE:Access Baces Emulation)を有効にすると、サーバー上の共有フォルダーを参照した際、アクセス権のある共有フォルダーのみがユーザーに表示されるようになります。
たとえば、Windows Server 2012 R2 Essentials では、ダッシュボードからユーザーアカウントを作成すると、デフォルトでサーバーの共有フォルダー内の[ユーザー]フォルダー配下に、作成したユーザー名でフォルダーが作成されます。
アクセスベースの列挙を有効にすることで、アクセス権のない共有フォルダーは表示されなくなります。
アクセスベースの列挙を有効にするには、サーバーマネージャー>ファイルサービスと記憶域サービス>共有 を開き、有効にしたい共有フォルダーを右クリック、[プロパティ]を開きます。
[設定]を押下し、[アクセス許可設定に基づいた列挙を有効にする]にチェックを付けて[OK]または[適用]を押下することで、設定した共有フォルダー配下のフォルダーに対して、アクセスベースの列挙が有効になります。
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