以前ご紹介をした、[FAQ:WHS2011]WHS2011でWebDAVを設定するやAdd-in:WebDAV for WHSと合わせて参考にしてください。
Windows 7 で WebDAVを経由して大きなサイズのファイルを送受信する場合
1.ファイルアップロードのタイムアウト時間を長くする
Windows 7 では、WebDAVのタイムアウトが30分に設定されています。レジストリを修正して、このタイムアウト時間を長くします。
- Windows 7 クライアントでレジストリエディタを開きます。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\MRxDAV\Parameters を開きます。
- FsCtlRequestTimeoutInSec のDWORD値を10進数で1800(秒)よりも大きな数字にします。1時間に設定するには、10進数で3600となります。
2.ファイルのダウンロードサイズ上限を大きくする
Windows 7 のWebClientではデフォルトのダウンロードサイズの上限が50MBに制限されています。このサイズ制限を大きくして大きなファイルのダウンロードを可能にします。
- Windows 7 クライアントでレジストリエディタを開きます。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\WebClient\Parameters を開きます。
- FileSizeLimitInBytes のDWORD値を大きくします。16進数で ffffffff にすれば最大値の約4GB(4294967295バイト)を指定することが出来ます。
サーバー側の30MBサイズ上限を拡張する
IIS 7から導入された要求フィルターでは[許可されたコンテンツ最大長]は30000000バイト(28.6MB)になっています。これよりも大きなサイズのファイルを送受信する場合には、許可されたコンテンツ最大長を拡張します。