WSE RemoteApp 2012 、WHS RemoteApp 2011は、Windows Server 2012 上のアプリケーションを、リモートWebアクセスサイト経由、またはスタートパッド経由でクライアントPCから実行出来るアドインです。
ダッシュボードから登録したユーザーアカウント毎に、RemoteAppの利用可否を設定できます。
ダッシュボードから、任意のアプリケーションをRemoteAppでクライアントから利用出来るように登録することが出来ます。
登録したアプリケーションは、ダッシュボード上に一覧で表示されます。
権限をもったユーザーアカウントでリモートWebアクセスサイトにアクセスすると、WSE RemoteAppガジェットが表示されます。
Connect ボタンを押下すると、ユーザー認証の後、ダッシュボードで登録したRemoteAppで利用出来るアプリケーションが表示されます。スタートパッドからも、この画面を表示することが出来ます。
アプリケーションのアイコンをクリックすると、アプリが起動します。ローカルのアプリケーションと全く変りませんし、見分けも付きません。
中小企業であれば、業務用のアプリケーションをサーバー側で稼働させておいて、ローカルでもインターネットからもアクセス出来るようにすることで、場所を意識せずアプリケーションを利用することが出来ます。個人でも、場所を意識せず同じ環境でアプリケーションを利用したい場合に有効だと思います。
WHS2011ではEULAと照らし合わせると少し微妙なのかなと思いますが、Windows Server 2012 Essentials ではライセンス上も問題なくこのような使い方が出来ます。有料で少しお値段($50~)の張るアドインではありますが、RemoteAppを活用した面白いアドインだと思いますので、興味のある方は購入してみてください。
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