10.1インチクラスの格安2-in1タブレットは選択肢が増えてきましたが、1,366×768や1,280×800の解像度の製品が多く、フルHDのWUXGA(1,920×1,200)解像度搭載の製品は数が限られていた上に、価格が高くなるのが難でした。
今回ASUSが発表したTransBook T100Chiは、WUXGAの解像度に対応した格安タブレットです。ASUS Shopでは49,800円(税込 53,784円)で販売されています。WUXGAに対応して、メモリ4GB、CPUはBayTrail世代の Atom Z3795なのが残念ですが、価格相応ということでしょうか。ライトユースでは十分かも知れません。
私は、自宅にはWindows Server 2012 R2 EssentialsとメインPCがありますので、外出先では自宅のメインPCをリモートで起動(Lights-Outを利用)し、RDGatewayとしてのWindows Server 2012 R2 Essentialsを経由してリモートデスクトップで接続します。ローカルの環境設定をカスタマイズしたり、Officeをインストールしたりするのが不要になりますので、モバイル接続環境がこれだけ充実した現在ではもうモバイルPCのローカル環境はブラウジング程度でしか使いません。
VDIクライアントにはさほど処理能力は不要で、綺麗で高解像度な画面と、キーボードがあり、軽量なクライアントを探していますので、1つの選択肢になりそうです。
今では、AndroidタブレットやiOSタブレットも十分VDIクライアントになりますが、IMEの切り替えを考えるとキーボードだけが残念です。やはりリモートデスクトップでもWindowsに対応したキーボードが一番です。安価なRDP接続用モバイルPCとして選択肢に入れたいと思います。