【環境アップデート】ASUS AiMeshルーターで、快適なテレワークの通信環境を実現している話

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第二派かといわれた東京のコロナも、ようやく少し落ち着きそうな気配がみえてきました。このまま何とか落ち着いてくれればいいのですが。
再びコロナが増えてきたことから、原則テレワークの日々が続いていますが、以前紹介した我が家のWi-Fi環境で2FのメッシュWi-Fi子機が時折切断されることに悩まされていました。事象としては、Web会議を接続していると音声がしばらく切れてしまうというもので、テレワークにはクリティカルです。2FでWi-Fi接続しているタブレットでWeb会議している場合でも、メッシュWi-Fi子機から有線接続しているPCからWeb会議している場合でもいずれでも発生しているため、2Fの子機に問題があるのではないかと考えていました。

事象が発生するのは、家族が外出から(スマホを持って)戻ったタイミングで切断されるケースが多い(2Fの自室は玄関の上なので、外から入ってくると真っ先に接続するのは子機になる?)ように思え、思い切って機器を見直しをすることにしました。

結論を先にいうと…

今回の機器入れ替えで、2Fの自室PCからのインターネット接続速度(Wi-Fiメッシュ子機からの有線LAN接続)が、500Mbps程度と変更前からの2倍以上になりました。これは想定外の驚きです。

変更後は、下りが約2倍に。上りもいいときは300Mbpsは出るので
変更前はこんな感じ。

ただ肝心の、悩まされていた2Fの子機の切断については、まだ自室でのテレワークを試せていません。改善されたかの確認はこれからになります。

新たに購入した、11ax対応の機器

2Fの子機だけ入れ替えるか、これからせっかく買うならいっそのこと全体を11axの機器に変えてしまおうか悩んでましたが、思い切って11axの機器への入れ替えを断行しました。
購入したのは、この2機種。

本当は2台ともトライバンド対応のASUS AX6000 ZenWiFi XT8にしたかったのですが、11ax対応でトライバンド対応の機器は残念ながらまだ高く、予算の都合上、2Fの自室に設置する2台目は少し安価なデュアルバンド機にしました。

機器選定の際のポイントはここ

対応規格(11ax/11acなど)

これまではWi-Fiの規格は11b/11g/11n/11a/11acなどの種類がありましたが、最新は11axになります。最近はWi-Fi6と呼ばれ、それに伴い1つ前の規格だった11acはWi-Fi5と呼ばれるようになりました。

同じ11axでも、機器のスペックにより通信速度が異なるため、多くの市販のWi-Fiルーターではパッケージに速度表記がされていることが多いです。

これから買う場合は、普及が始まったW-Fi6(11ax)対応機がおススメです。

通信速度

同じ規格の中でも、いくつかの要素の組み合わせで、通信速度が異なります。バンド幅、ストリーム数、変調方式などの組み合わせにより変わりますが、通常はその結果としての通信速度の表記をみればよいでしょう。

Wi-Fi6対応機の中でも、高価な製品は今は4,804Mbpsに対応しています。普及価格帯になると2,402Mbpsや1201Mbpsなどの製品があります。

4,804Mbpsの実現には4ストリーム(アンテナ4本)と160Mhzの帯域幅で実現するものが多いですが、今主流のスマホは11ax対応でも2ストリーム対応のものが多いため、スマホ利用が中心なら(接続台数がよっぽど多いとかでなければ)2,402Mbps対応製品で十分かと思います。

対応バンドの数

トライバンド対応機器(5Ghz帯で2つ、2.4Ghz帯で1つ)を選ぶと、メッシュWi-Fiを構築する場合に5Ghz帯の一本を親機と子機間の接続(バックホール)で占有することができ、子機への接続でもクライアントから安定した速度を実現することができるのがメリットです。

メッシュWi-Fiを利用しない場合は、同時接続台数が非常に多いといったよっぽどのことがなければ、デュアルバンド対応製品でよいでしょう。

トライバンド製品は、1201Mbps+4804Mbps+574Mbpsのように、5Ghz(1)/5Ghz(2)/2.4Ghzそれぞれの通信速度が記載されています。デュアルバンドだと、2402Mbps+574Mbpsのように5Ghz/2.4Ghzの速度が表示されています。

検討したほかの機器

実は今回、(主にお値段を理由に)検討候補に入れたほかの機器がありました。それはちょうどこの記事を書いている2020/8/14日から発売になった、HuaweiのHuawei AX3です。

デュアルバンド機ですが、Wi-Fi6対応で2,402Mbps対応と通常の利用には十分です。
しかもこの値段なら、2台購入しても2万円でお釣りがきます。思いとどまったのは、グローバルモデルでは対応しているメッシュWi-Fi機能が、国内モデルに搭載されているのか確認ができなかったためです。

グローバルモデルの製品サイトでは、以下のようにメッシュWi-Fiの機能が記載されていますが、国内モデルの製品サイトでは今のところメッシュWi-Fiの機能の記載がありません。

しかし海外版のサイトでは、”Hボタン”を搭載するHuaweiのWi-Fiルーターとはメッシュを構成できるとの記載があります。メッシュ構築時に、このHボタンを使ってリンクするようです。
国内モデルのAX3にも”Hボタン”はあることが製品サイトのスペックページで確認ができており、もしかするとメッシュに対応しているかもしれないと淡い期待を抱いています。そのうち、サポートに問い合わせして聞いてみたいと思います。

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