ASUS AiMeshルーターで、快適なテレワークの通信環境を実現している話

ASUS
2Fの自室に設置したASUS Lyra Trio。コンパクト。

ネットワーク構成

我が家の固定回線はドコモ光、ISPはBIGLOBEを利用しています。
ルーターは以前からASUS製のルーターを好んで利用しており、回線の来ている1Fリビングに設置したWi-Fiルーターと、2F自室にイーサネットコンバーターに相当するWi-Fiルーターを子機として設置し、2F自室ではPCやサーバーなどは有線LANで接続しています。

図にするとこんな感じです。
リビングのテレビでHDDレコーダー/nasneに録画したビデオやAmazonプライムを再生するためのWi-Fiは通常利用するWi-Fiとは別に分けており、以前使っていた古いルーター2台をブリッジとして使い構築しています。

我が家のネットワーク環境略図

無駄も多くて本当はもっとシンプルにできると思いますが、まぁ実用だけでなくほぼ趣味の世界で試していることもありますので、仕方ないですね。

自室には、自作したPCのほかWindows Server Essentials、検証用に使っていたHyper-Vサーバーなどの有線接続機器はもちろん、スマホやタブレット、スキャナ、プリンター、スマートスピーカーなどWi-Fi機器も多数あります。
そのため、2Fに設置しているWi-Fi子機は有線ネットワークへの接続はもちろん、2Fでも快適にWi-Fiが利用できるよう電波を改善する役割も担っており、そのためにASUSの「AiMesh」を利用しています。

1Fでも2Fでも同じSSIDでWi-Fiが利用でき電波も隅々まで入るため、Wi-Fiも快適です。

増えてきたメッシュWi-Fi

メッシュWi-Fiがどんなものかは、ネットに多く情報があふれていますので詳細は割愛します。ASUSだけでなく、今では多くのメーカーがメッシュWi-Fiを提供しています。現在はまだメーカー依存で、メーカー横断の互換性はないため注意が必要です。

例えば、以下のサイトなど。各メーカーが自社の製品を紹介したり、ネット媒体でもレビュー(清水さんの記事を拝借)が掲載されています。

Buffalo:まるわかり!メッシュWi-Fiのメリット
ASUS:AiMesh whole home mesh wi-fi system
INTERNET Watch:Wi-Fi 6対応のメッシュWi-Fiルーター、トライバンドで単体でも使える「Linksys Velop AX MX5300」

ASUSのAiMeshが安定するまでの試行錯誤

2FのイーサネットコンバーターをASUSのAiMesh対応機種に買い替え運用し始めてから、なかなか安定してくれず試行錯誤を繰り返しました。具体的には、2Fの子機が頻繁にリンク切断してしまっているようで、つながったりつながらなかったり。時折子機として利用しているASUS Lyra TrioのLEDが緑点滅していることが多く発生していました。

試行錯誤を繰り返した結果今では、2F自室のPCでもこれくらいのスピードがでるほか、Wi-Fiも自宅内どこでも安定してます。

AiMeshの安定運用に効果があったことは…

何が原因かよくわからないまま、多くの設定項目を持つASUSのルーターの設定をあちこち切り替えて試行錯誤していたところ、最後にたどり着いたのは5Ghzと2.4GhzのWi-Fiを同一SSIDで運用する、「スマートコネクト」を有効にすることでした。

最近のWi-Fiルーターでは初期設定時にこのスマートコネクトがデフォルトになっている機種が多くなってきましたが、我が家ではこれまで明示的にSSIDを分けて運用してきたため、初期設定時からこれを無効にしてきました。

しかし、試行錯誤を繰り返すうち、親機でスマートコネクトが有効でないと子機として利用しているASUS Lyra Trioのメッシュシステムへの追加がうまくいかなくなってしまいました。
仕方なく、スマートコネクト有効にして再設定をしたところ、それ以降接続が非常に安定しています。

これは、現在のファームウェアにおける不具合なのか、その他の原因なのかわかりませんが、結果的に安定して接続が可能になったことで、期待していた効果が最大限得られて満足しています。

テレワークでこの環境が大活躍

テレワークが始まり、平日も自室のPCで会社のVDI環境に接続して業務をしたり、Webexなどのビデオ会議で社内/取引先との会議をする日々ですが、このネットワークが活躍してくれています。

ネットワーク環境が悪いと、VDIが快適に使えなかったり、ビデオ会議で音声が途切れるなどし業務に支障が発生します。安定稼働してからは、在宅における通信面でのトラブルは皆無になり、快適に業務をこなせています。
(ビデオ会議に参加する他の方の接続が悪くて、音声が途切れるということはママありますが、自分が原因と思われる不安定さは皆無になりました)

もちろん、自宅内のネットワーク環境に原因がある場合だけでなく、そもそも提供元のシステムが利用が増え不安定だったり、マンション等では構内の共有接続のため輻輳しているなども要因としてあり、一概に自宅内の通信環境を改善すれば万事快適とはいえません。
しかし、これからも続き当たり前になると想定される在宅勤務、これを機会に自宅ネットワーク環境の改善にもチャレンジして、今後に備えてみてはいかがでしょうか。

おすすめの製品

これから買うなら、少しいいお値段はしますが、Wi-Fi6に対応してかつメッシュに対応したものを選ぶことをお勧めします。

Wi-Fi6の最新規格は非対応でもよいので、少し価格を抑えたい場合はこのあたりがおススメです。

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