Windows Server 2016 Essentialsで、Azure Site Recoveryの構成に失敗する

Windows Server 2016 Essentials

Windows Server 2016 Essentialsでは、Azure Site Recoveryを統合し、ダッシュボードからオンプレミスで稼働する仮想マシンを他のサイトやAzure上にバックアップ、Azure Virtual Networkと組み合わせることで、障害時にはフェールオーバーすることが可能になっています。

通常Essentialsサーバーがドメインコントローラーとなっている場合はほかにDCを追加できないため、DCのバックアップは難しいですが、Azure Site Recoveryを利用すると仮想マシンとしてAzure上にコールドバックアップしておくことが可能となります。

残念ながら日本語版にはバグが

しかし、実際にWindows Server 2016 Essentials上でAzure Site Recoveryの統合を実施すると、以下のようにAzureのサブスクリプションとリージョンを選択する画面で、リージョンの選択肢が表示されずにウィザードを進めることができません。

残念ながら、これは日本語版のバグのようで、英語版の言語パックをダウンロードし、OSのシステム言語を英語に切り替えると正しくリージョンが選択できるようになります。

一度構成が完了すれば、システム言語を日本語に戻しても問題なさそうです。

開発チームにはフィードバック済ですが、修正までの間はこの暫定方法を試してみてください。

本件は、2018年1月に修正予定との連絡がありました。
詳しくは、「Windows Server 2016 Essentialsで、Azure Site Recoveryの構成に失敗する」バグは2018年1月修正予定を参照してください。

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