WHS 2011、SBS2011E では、Macクライアント用のクライアントソフトが用意されています。
次期 WHS Vailの英語版ベータがメディアリフレッシュされ、一般公開されましたでも、クライアントソフトについてご紹介しましたが、Macクライアントバックアップ(TimeMachine)の設定は自動化されておらず、手動で行う必要がありました。
今回公開されたRCビルドでもMacのバックアップ(TimeMachine)設定については残念ながら自動化されていません。今回のRC版でも(そして大変残念なことにRTM版も)、WHSでMacのTime Machineを!でご紹介したように、
- ネットワーク上の共有フォルダへのTimeMachineの有効化
- Sparse bundleファイルの作成
- WHS2011上の共有フォルダのマウント
を手動で行う必要があります。
今回WHS 2011、SBS2011EでMacクライアントソフトが導入されたことによる利点としては、クライアントソフトによってMacクライアントのバックアップ状態がダッシュボードに通知され、WHS 2011 のダッシュボード上で他のWindowsクライアント同様、Macクライアントについてもバックアップの状態を確認することが可能となっていることがあげられます。
上記手順についてはHSBS開発チームのSeanDanielも、ブログで手順を紹介していますので参考になさってみてください。
正直これでは、家庭はもちろん、Small Buisiness環境で家族や社員のMac PCにこの設定をして回れる人はほとんど皆無に近いと思っています。
MSSやDataVaultのように、せめてメーカーの独自機能で上記の設定をインプリメントしてくれることを願っています。
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