DataCoreのDriveHarmonyのベータテストが始まっています。
DriveHarmonyの機能はAbout DriveHarmony Softwareに解説されています。
DriveHarmonyではストレージプールに2種類あり、
- Protected Drive
- Unprotected Drive
に分けられています。Protected Driveはすべてのファイルに対して複製がオンとなるRAID1のようなドライブになります。Unprotected Driveは複製がないが複数のHDDを束ねてストレージ容量を拡大出来るドライブになります。
Protected Driveの場合はストレージプールへのアクセスは担保しながらHDDの交換が可能ですが、Unprotected Driveの場合はいったんストレージプール上のすべてのデータを他のHDDにコピーし、その上でUnprotected Driveを解体し、そこでようやく物理HDDの交換が可能になるという点で、取り扱いには苦労しそうです。
その代わり、DriveHarmonyは元来が企業向けのストレージプール技術なので、パフォーマンスや信頼性の面では期待できそうだと思います。
DrivePoolやDriveBenderもどんどんアップデートが入っており、DE代替ソリューションの競争が激しくなっているようですが、安定して信頼性のある製品の登場が待ち望まれます。
日本ではオレガさんのVVAULTがSBSeとWHS2011対応に向けて開発中です。有料ライセンスを購入した場合にはサポートもあるやに聞いているので、信頼性の面ではこちらも期待できると思います。
こういう製品はフリーだから品質もそこそこというのではなく、有償でも信頼性の高い製品が出てきてくることが大事だと思います。WHS2011自体はWHS V1に比べて製品価格がかなり下がりましたし、その分をこのような製品の購入につなげて頂くと、3rdパーティーの製品の成長にもつながっていくと思います。
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