今更ながら、簡単に機能比較。SBS2008を試した結果、やぱりWHSのようなクライアントのバックアップ機能は
ありませんでした。
※個人で作成した表ですので、誤っていたらごめんなさい
Windows Home Serverの最大の魅力ともいえる、クライアントPCのイメージバックアップ機能が
Small Business Server 2008にもあれば、スモールオフィス環境の管理者だけでなく、ホームパワーユーザ向けにも
相当なインパクトがあったと思う(OSの価格は別として)が…、その機能が見送られていることと Windows Liveサービスの
拡充状況をみていると、ホームパワーユーザーに対してもWHSは十分な魅力と機能を持っている(ExchangeやSharePointは
WIndows LiveやOffice Liveを利用すれば無料で活用可能なので)と改めて痛感。Exchangeをどうしても自前で立てたいと
思うユーザー以外は、普通はホームユースはWHSで十分ですね。
また、コンソール画面による簡易的な集中管理等により、導入・メンテナンスにおける敷居の低さは初心者にも
十分魅力的。
あとは、プリインストールされたハードで、デザインとコストパフォーマンスに優れたものが出てくると
いいのかなぁ。EPSONのSV110hクラスの製品が5万円を切るような価格で買えれば。。。
Windows Home Server | Small Business Server 2008 | |
ユーザー規模 | ~10 | ~70程度 |
ベースOS | Windows Server2003(SBS2003) | Windows Server2008 |
bit | 32bit | 64bit |
メモリ | 512MB以上 | 4GB以上 |
ファイルサーバー | ○ | ○ |
Drive Extender(DE) | ○ | – |
クライアントコンピューターのイメージバックアップ | ○ | – |
サーバー自身のバックアップ |
△ 外部HDDに共有フォルダ |
○ |
DynamicDNS | ○ (無料) xxx.homeserver.com |
○ (有料) 複数プロバイダからドメインを自由に選択可能 |
信頼されたSSL証明書 | ○ (無料) |
○ (有料) |
リモートアクセス | ○ (WHSコンソールへのログオン) (クライアントへのRDPも可能) |
○ (SBSドメイン内のコンピューターにRDP接続可能) |
コンソール(簡易管理) | ○ | ○ |
Add-inによる機能拡張 | ○ | △ |
MediaConnect | ○ | – |
セキュリティ管理 | ○ | ○ (OneCareとForefrontの試用版あり) |
DNS | – | ○ |
DHCP | – | ○ |
Exchange | – | ○ (POP3コネクタ機能付属) |
SharePointServices | – | ○ |
ActiveDirectory | – | ○ |
WSUS | – | ○ |
Office Small Business Liveの管理 | – | ○ |
コメント