Windows Storage Server 2008 R2 Essentials(WSSe) は以前から何度か紹介してきましたが、Windows Home Server 2011 の兄弟製品となります。
WHS2011との違いは、ユーザー数が25名(WHS2011は10名)までという点と、既存のドメインに参加出来る(WHS2011はドメインには参加出来ない)点です。それ以外はほぼWHS2011と同等です。Small Business Server 2011 Essentialsは、クラウドサービスOffice365との連携、ドメインコントローラーである必要があること、及びメディアストリーミングが出来ないという点が大きな特徴となりますが、WSSeはSBSeよりもWHS2011に近いと思われます。
WSSeは現在国内では WD Sentilel DX4000 しか入手出来ませんが、マニュアル含めて日本語化されWDのサポートもちゃんとありますので、法人向けで購入されるには非常にいい選択肢なのではないかと思います。
WD Sentinel DX4000 USB 3.0 x2 4TB 127,365円 |
WD Sentinel DX4000 USB 3.0 x2 6TB 147,315円 |
WD Sentinel DX4000 USB 3.0 x2 8TB 187,110円 |
WD Sentinel DX4000 USB 3.0 x2 12TB 216,930円 |
個人で購入するには高いなという感じですが、海外だと$800くらいでありますし、WesternDigitalの公式サイトでサーバーリカバリーCDのISOイメージが公開されていて、アジアパシフィック版のISOを落としてくれば日本語環境でのリカバリーも出来そうですので、円高の今なら海外モデルを輸入して、日本語化してしまうのも面白そうな気がします。
Windows Storage Server 2008 R2 Essentials は、既にActive Directoryを導入している中小企業のファイルサーバーとして大活躍する製品だと思います。また、大企業でも、部門毎に設置してクライアントPCのバックアップを取得するのも良いかも知れません。
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