要求元の視点や普通のビジネスマンの視点で、日経SYSTEMSを読んでみる

日経BP社さんから、日経SYSTEMS 10月号を提供頂きました。実は、今年春から6ヶ月体験で定期購読を始めていたのですがちょうど購読期間が切れると思い応募してみたら、自動更新されていたという落ちがあり手元には10月号が2冊状態になっています・・・。

私のこれまでの業務は決して開発系のお仕事ではなく、元々は数値分析系の仕事が多かったのですが、ここ数年は毛色が変わって、社外のいわゆる開発ベンダーさんとお付き合いする仕事が続いています。特に最近は自身が要求元としてベンダーさんとお付き合いする立場にいます。

彼らとお付き合いするにあたって、要件定義の進め方、ポイント、一般的な開発工程の進み方など今までに全く知らなかった世界のことを知る必要性に迫られて購読を始めました。世の中のHow To本だとなかなか世の事例に乏しく本屋さんで眺めても食指が動かなかったのですが、日経SYSTEMSは他社さんの試行錯誤した事例や工程間の隙間を埋めるにはどういうことに気をつければいいか等が実際のユーザーやプロマネの経験を元に書かれているので、非常に参考になっています。

 

「日経SYSTEMS」なんていかにもシステムチックな名称から、個人的には縁遠い雑誌かなと思っていましたが、「相手の要件を引き出す」「プロジェクトの進め方」「WBS」「会議の進め方」「ドキュメントの作成の仕方や工夫するポイント」などは”開発”という仕事に全く関係のないビジネスマンでも、自分の職位の高低/ポジションにかかわらず参考になる部分が多数あると感じています。

また、開発ベンダーさんと接する仕事をされている方にとっては、彼らの背後にある現在の状況(たとえば現在の開発工程の進み具合等)を推し量ったり、どういう思考をする傾向にあるのか、どういう仕事の仕方をしているのか等を知っておくことは大きなメリットだと思いますし、また世の中で試みられている取り組みと比較して自社の開発ベンダーはしっかりとプロジェクト管理が出来ているのか等を判断する上でもメリットがあると思います。
たとえば、ベンダーさんって我々素人に向かっても平気で「EDを何月まで、IDを何月までに完了、C/PT/UTが何月から~」なんて平気でおっしゃるんですが、そういう言葉を知っているかいないかだけでも全然違うと思うんですよね。 

エンジニアに限らず、もし興味がある方は新連載開始購読キャンペーンがあるようなので、是非一度購読してみてください。

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