記憶域スペース/記憶域スペースダイレクトで、物理ディスクがメンテナンスモードになった場合の対処

記憶域スペース

2017年9月の累積アップデート(KB 4038782)を適用すると、記憶域スペースダイレクトでクラスターノードを再起動した際に、記憶域スペースで作成した仮想ディスクが正常に動作しない(物理ディスクの状態を確認すると、”Operational Status”がメンテナンスモード”In Maintenance Mode”になる)バグがありました。

MicrosoftのKB情報:

9 月の累積的な更新プログラム KB 4038782 の後にメンテナンス モード状態のディスクをインストールします。

このメンテナンスモード、本来は記憶域プールに参加する物理ディスクのFWアップデートなどを実行するためのモードなのですが、意図せずメンテナンスモードになる場合があるようです。

この場合は、PowerShellの管理者権限で以下のコマンドレットを実行することで物理ディスクのメンテナンスモードを解除すると、事象が解決します。

Get-PhysicalDisk | ? OperationalStatus -eq "In Maintenance Mode" | Disable-StorageMaintenanceMode

Get-PhysicalDiskで確認した物理ディスクの状態”Operational Status”がメンテナンスモード”In Maintenance Mode”になっている場合、Disabel-StorageMaintenanceModeで無効にして記憶域スペースが正常に戻るか試してみてください。

参考:

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