記憶域階層/ライトバックキャッシュの構成に必要なSSDの台数

(記憶域階層でパリティスペースはサポートされないことが不明瞭だったため、記述を修正しました)

Windows Server 2012 R2 の記憶域スペースは、Write-Back Cache と 記憶域階層 をサポートで、記憶域階層/ライトバックキャッシュについて書きましたが、これらは同時にあるいはどちらかを排他的に利用するよう構成することも出来ます。

そして、これらを構成する際には、最低減必要となるSSDの台数が回復性の種類によって決まっています。

記憶域階層を構成する場合、

  • シンプルには1台以上のSSDが必要です。
  • 双方向ミラーの場合、2台以上のSSDが必要です。
  • 3方向ミラーの場合は、3台以上のSSDが必要です。
    (記憶記階層はパリティスペースをサポートしません)

記憶域階層は必要台数分のSSDが記憶域プールに存在しない場合、記憶域階層の構成は出来ません。

ライトバックキャッシュを構成する場合、

  • シンプルには1台以上のSSDが必要です。
  • 双方向ミラーとシングルパリティの場合、2台以上のSSDが必要です。
  • 3方向ミラーとデュアルパリティの場合は、3台以上のSSDが必要です。

ライトバックキャッシュは、記憶域スペースを新規に作成した場合、Media TypeがSSDとして認識されているかあるいはUsageがJournalとして設定されている物理ディスクが上記の必要台数以上存在している場合、デフォルトで1GBのライトバックキャッシュを利用するよう自動的に構成されます。SSDまたはJounalディスクが必要台数存在しない場合、(パリティスペースを除き)ライトバックキャッシュのサイズは0となります(パリティスペースは32MBのJournal領域が作成されます)。

なぜこのように必要台数が決まっているかというと、以前紹介したNumberofColumnsとNumberofDataCopyと深く関係してきます。

ミラーの場合、同じデータを2つまたは3つ記憶域スペースに書込むことになりますが、そのデータをそれぞれライトバックキャッシュに書込んでから、列に分割して各物理ディスクに書込んでいくこととなります。パリティの場合は、恐らく基データとパリティ演算用でライトキャッシュバックを使い分けているのではないかと想像します(デュアルパリティの場合は、1つのデータを2つに分割してパリティを演算するため、基データ用が2つ、パリティ用に1つでしょうか)。

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