WHSはバックアップデータベース(クライアントPCのバックアップイメージ)は複製してくれません。従って、バックアップデータベースが格納されたHDDが故障すると、クライアントPCのバックアップデータベースは消えてしまいます。
ただし通常はWHSとクライアントPCが同時にHDD故障しない限りは、WHSのHDD交換後に再度クライアントPCのバックアップをとってあげれば、たいていの場合は問題ないと思います。クライアントPCのクリーンインストール直後のイメージを
バックアップしている場合などには大きな問題となりますので、以下の対策をお勧めします。
- まずバックアップ先のHDDを用意します。
(外付、内蔵いずれでもかまいませんが、サーバーの記憶域には追加しません) - WHSにリモートデスクトップ、またはローカルコンソールでログオンします。
- コマンドプロンプトを開きます。
- 以下のコマンドを入力しエンターを押下します。
net stop PDL - 以下のコマンドを入力しエンターを押下します。
net stop WHSBackup
これによりWHSのBackupサービスが停止します。 - D:\folders\{00008086-058D-4C89-AB57-A7F909A47AB4}
のデータをバックアップ先のHDDにコピーします。 - 以下のコマンドを入力しエンターを押下します。
net start WHSBackup - 以下のコマンドを入力しエンターを押下します。
net start PDL
コピーしたデータを復元する方法は次回
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