Microsoft Security Essentials(MSE) のベータテストが開始されました。
現段階で利用出来るのは、英語、中国語(簡体字)など一部の言語と地域の方のみのようです。
なぜわざわざMSEについて取り上げたかというと、今回のベータ版はWHS V1/Vailの両方で動作するようようになっているからです。これが正式版になっても同様にWHSで動作するのか、それともベータ版なのでインストール制約がないのかは現時点で不明です。
Microsfot Security Essentials beta の変更点:
What’s New in the Microsoft Security Essentials beta?
This Beta version of Microsoft Security Essentials includes these new features and enhancements to better help protect your computer from threats:
- Windows・Firewall integration: Microsoft Security Essentials setup allows you to turn on Windows Firewall.
- Enhanced protection from web-based threats: Microsoft Security Essentials has enhanced integration with Internet Explorer・which helps prevent malicious scripts from running and provides improved protection against web based attacks.
- New and improved protection engine: The updated engine offers enhanced detection and cleanup capabilities and better performance.
ベータプログラムにはMicrosoft ConnectからMicrosoft Security Essentialsに申込むことで参加出来ます。
早速英語版(32bit)ベータを日本語版のWHS V1にインストールしてみました。特に問題なく動いています。
次いで英語版(64bit)ベータを 日本語版のVailにインストールしてみました。
全く問題なくインストールが完了しました。
調子に乗って、Windows Server 2008 R2 にもインストールしてみました…。普通にインストール完了しました。
マイクロソフトがMSEに対するポリシーを変更したのか、今回のベータビルドは対象OSのチェックが甘い(もしくは全くチェックしていない)のかのいずれかだとは思うのですが、Windows Server 2008 R2 でもインストール出来たところをみると個人的には後者のほうではないかと思います。
従って、今後公開される正式ビルドがWHS V1やVailで利用出来ると判断するのは時期尚早のような気がしています。
追記 Microsoft Security Essentialsベータ と WHS V1/Vail の 続報 で、MSEがWHSで動作するか検証している段階にあるとのMSのコメントを紹介しています。
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