HP MediaSmart Server / DataVault のDLNAサーバー機能 Twonky Media Server をアップデートする – 薩摩藩中仙道蕨宿別邸 で、Twonky Media Server のバージョンに問題がありそうだとお伝えしたのですが、それからあれこれ調べてみると、どうもそれ以外にも要素がありパッチもリリースされているようですので、補足の情報を記載します。
海外のサイトでTwonkyServer for WHS – Status UpdateやHow To Fix Twonky Issues in 3.0 Patch 2などをチェックしました。
CPU利用率が高止まりしている要素としていくつかあり、その対策が行われているようです。
- ディスク全体のメディアファイルやメタデータをスキャンし、メディアデータベースやフルナビゲーションツリーを作成している段階
→ この時は確かにCPU利用率が高くなるがバグではない。 - 1ないし複数の問題のあるビデオファイルがスキャンプロセスをループに陥らせ、CPU利用率が高いままの状態になるケース
- 音楽のストリーミングでパフォーマンスが低下する
- HP Video Convertor が何かしらの原因となっているケース
→ 2についてはUpdate for HP MediaSmart Server / Data Vault 3.0 (3.2.1.34990) 及び、3についてはUpdate for HP MediaSmart Server / Data Vault (3.3.1.35433)がリリースされている。
では、国内で販売されているDataVaultやMediaSmartServerはどうかというと、ソフトウェアバージョン 3.2.1.34990 まではHP Updateで自動適用されるようです(手元にあるのはDataVaultだけで、MSSはありませんがおそらく同一かと思われます)。
では、国内のDataVault、MediaSmartServer用に3.3.1.35433のアップデートが公開されていないかと検索すると、こちらにありました(DataVault用ですが、中身はMSSでも適用可能なようです)!
早速インストールしてみます。ちゃんと日本語のインストーラーになっていて、MSSも記載があります。
ソフトウェアバージョンを確認すると、どうやら正しくパッチが当たっているようです。
わざわざライセンスを入手してTwonky Media Serverを更新しないでも、こちらの方法で解決も可能そうです。
もしこれでも解決しない場合は、TMSを最新のバージョンに置換してみるのも良いかもしれません。
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