TwonkyServer 6.0.30以降で外出先からストリーミング

以前、Twonky Server 6.1 と MyTwonky.comで外出先からストリーミングでTwonkyServer 6.xではTwonky Media Server 5.xで可能だった外出先からのストリーミング再生が出来なくなっていることを解説しましたが、現在公開されているTwonky Server 6.0.31以降ではこれが以前のTwonky Media Server同様に可能になりました。

 

方法は、Twonky Media Server 5.x と同様ですので、Add-in : Twonky Media Server 5.x for WHS で WANからストリーミング再生するを参考にして頂ければと思います。
若干.iniファイルにデフォルトで設定されている内容が違っているので、念のために改めて解説をすると、twonkymedia-server.ini内の以下の設定を確認します。

 

# enable https remote connections
enabletls=1

(デフォルトで1になっていますが、1だとSSLを利用。0だとSSLを利用しません。)

# dynamic dns prefix for remote access, including http://
dyndns=http://xxx.homeserver.com
(SSLを利用する場合でも、http://で構いません。)

# http server port for remote access
httpremoteport=10080
(WHSで80は使っているはずなので、それ以外のポートを設定し、ルーターでも当該ポートをWHSにフォワードするよう設定します。)

# enable remote access
remoteaccess=1
(デフォルト0を1に変更することで、リモートアクセスが有効になります。)

 

ここまでで動作しますが、以下はお好みで。

 

# flash as default media browser for remote access
remoteaccessflash=1

(デフォルトは0ですが1に変更するとFlashベースのページがデフォルトになります)

 

# access to web config pages, 0 for denied, 1 for local only, 2 for open
enableweb=1
(デフォルトは2ですが、セキュリティの観点から1に変更することをお勧めします。1にすると外出先からTwonkyServerの設定を変更することが出来なくなります。)

Twonky Server 6.xでは Twonky Server/Twonky Media Server に関するTipsでご紹介したように他のDLNAサーバーのコンテンツを統合して、DLNAリバースプロキシとでも言えるような使い方をすることが可能です。通常はDLNAはルーター越え出来ませんのでDLNAサーバー上のコンテンツはローカルネットワーク上でしか楽しめませんが、Twonky Server のアグリゲーションを使うとWAN側からのTwonky Server及び他のDLNAサーバーのコンテンツを外出先から楽しむことが出来ます(ただし当然ながらDTCP-IPで保護されているコンテンツはこの限りではありません)。

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