WHS2011のサーバーダッシュボードが起動しなくなった場合、まずログを確認します。ログの取得方法は[FAQ:WHS2011]WHS2011のログの取得方法を参考にしてください。
ダッシュボードに関するログのファイル名は、Dashboard.log になります。
開いたログの中に、以下のようなログがある場合、証明書に問題が生じている可能性があります。
Sku: Valid machine certificate is not found.
Dashboard.Forms: System.TypeInitializationException: The type initializer for ‘Microsoft.WindowsServerSolutions.Common.ProviderFramework.ConnectorFactory’ threw an exception. —> Microsoft.WindowsServerSolutions.Common.ProviderFramework.ProviderException: Machine certificate is not found.
この場合、以下の手順で証明書を確認します。
- WHS2011にリモートデスクトップで接続し、スタート>ファイル名を指定して実行>mmc と入力して[OK]を押下します。
- コンソールが開いたら、ファイル>スナップインの追加と削除 を押下します。
- [スナップインの追加と削除]で[証明書]を選択し、[追加]を押下します。
- [証明書スナップイン]で、[コンピューターアカウント]を選択し、[次へ]を押下します。
- [コンピューターの選択]では[ローカルコンピューター]を選択し、[完了]を押下します。
- 証明書>個人>証明書 を開くと、[サーバー名]、[サーバー名-CA]の2つの証明書があります。ここではサーバー名は [VAILJP]です。
- [サーバー名]の証明書をダブルクリックします。[信頼された証明機関がこの証明書を確認出来ません]というエラーが表示されています。
- [サーバー名-CA]の証明書を右クリックし、[コピー]を押下します。
- 証明書>信頼されたルート証明機関>証明書 を開き、右クリックして[貼り付け]を押下します。
- 再度、個人>証明書を開き、[サーバー名]の証明書をダブルクリックします。以下のように表示が変わっていることを確認します。
- コンソールを閉じます。保存するか聞かれた際には[いいえ]を選択します。
以上で完了です。再度ダッシュボードを開き、正しく開かれるか確認します。
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