おうちサーバーを安く立てるなら、今が最後の好機かもしれない・・・HP MicroServerとWHS2011 と VVAULT 5.0

Windows Home Server 2011

旧世代のHP MicroServer N54Lがおそらく最後の安売りに入っています(単体 15,980円WHS2011セットモデル 17,980円)。そして、Windows Home Server 2011 も入手出来るのは年内いっぱいということで、こちらも最後の安売りモードです。今からおうちサーバーを立てるならお勧めの製品をいくつかご紹介します。

HP MicroServer N54L

MicroServer N54L は静音小型、最大5ドライブ内蔵できるHPの小型サーバーです。新世代の HP MicroServer Gen 8 は販売価格が高く設定されているため、残念ながらおうちサーバーとしては敷居が高くなってしまいました。もしかすると、このN54Lはおうちサーバーとして安価でHDDを多く搭載できる最後のマシンになるかもしれません。

リモートアクセスカード購入すれば、ネットワーク上の他のマシンからOSのインスト-ル、KVMの操作もできてしまう優れものです。仮想メディアによるリモートKVMからのOSインストールは、本当に便利です。

Windows Home Server 2011

Windows Home Server 2011 は2世代目にして最後のWindows Home Server となりました。ベースOSがWindows Server 2008 R2 となっており、サーバーOSの勉強にも活用できます。販売終了に向けてそろそろ入手しにくくなってきました。Add-inによる機能拡張も魅力のひとつです。

Windows Home Server 2011 の使用方法については、「Windows Home Server 2011」カテゴリーを参照してください。

ストレージ仮想化ソフト VVAULT

VVAULT

VVAULTは国産のストレージ仮想化ソフトです。WHS V1で好評だったドライブエクステンダーと似た、ファイルベース仮想化を採用しており、ストレージの高可用性と冗長性を実現できます。VVAULがライセンス体系の変更を予告~ライブバックアップも利用可能になり接続可能ストレージ数も無制限でも書きましたが、VVAULT 5.0 でライセンス体系が変更され、パーソナルユースでもほぼ全ての機能を利用出来ます。Windows Home Server 2011 はライセンス管理上PC OS の範囲で利用出来るのもWHSユーザーにとっては大きなメリットです。

Windows Server 2012 R2 の記憶域スペースで導入される記憶域階層と同じ、「ストレージ階層管理」も早くからサポートしており、IOPSに優れたSSDとGB単価に優れたHDDを組み合わせて、両方のいいとこどりをした記憶域を作成することができます。

NAS用 HDD WesterDigital REDシリーズ

WesternDigital RED シリーズは、NAS用に最適化されたHDDです。安価なHDDでありながら、RAIDもサポートするコストパフォーマンスの高い一品です。発熱が少ないREDシリーズは、お勧めです。人気が高く、Webショップで品切れになっている場所も多く、私も先日2TBを数台買うのに、秋葉原まで探しに行きました。

SLC並の高性能 SSD SAMSUNG 840EVO

MLC NANDでありながら、SLC NAND並の高性能を実現しているSSD です。従来の製品の3倍のシーケンシャル書き込み性能を誇りつつ、お値段はそこまで高くないという製品です。実際に自宅の環境でも使っていますが、おそらく今までで一番高性能な、満足度の高いSSDです。WD REDと組み合わせて、VVAULTでストレージ階層を組むのがお勧めです。

今週末は3連休ですが、是非これらのハードでおうちサーバーをたててみてください。

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