Windows Home Server 用の更新プログラム (KB979453) のWindows Updateでの配信が予告されました。8/24(国内はおそらく8/25)に配信になる模様です。
今回の改善/修正点は以下の通りです。
1. Windows 7 の[システム予約領域]のようにクライアントPCのHDDに複数パーティションが存在していた場合に、従来はベアメタルの新しいHDDにリストアする場合は手動でパーティションを作成しないとリストアに失敗していましたが、このアップデートによりリストアCDが自動的に必要なパーティションを作成してくれるようになります。(WHS v1 でもWindows 7 のリストアがVailのリストアCDのように手軽になる)
2. GoDaddyのSSL証明書が、1024bit長の古い証明書に変わり、新しい2048bit長の証明書に置き換えられます。
3. クライアントPCでHDDを交換した場合などに、クライアントPCのバックアップ構成ウィザードで[不明なボリューム]として認識されたままになり、削除出来ない場合がありましたが、正しく削除出来るようになります。
4. 共有フォルダから全てのユーザーのアクセス権を削除しようとした場合、実際には全て削除出来ていないにも関わらず、[成功しました]というようなワーディングが表示される問題がありました。アップデートにより全てのアクセス権を正しく削除出来るようになります。
5. Microsoft Security Essentials の次期バージョンをインストールすると、互換性の問題が発生する場合があります。現時点では、Microsoft Security Essentials の次期ベータはWHSをサポートしていませんが、次のベータビルドまたは最終製品版でサポートされる予定です。このアップデートはそのための予防的アップデートで互換性の問題を修正します。
WHSの本命 HPのHome Server の日本市場参入などWHS V1 の対応製品は今が一番充実していますし、比較的枯れてきてフォーラム等でもトラブル相談の件数も以前よりずっと減っている気がします。。是非WHS v1から自宅サーバー環境を試していただければと思います。
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