いよいよ金曜日にはHT-01Aが発売になります。 
相変わらず、プロダクトとしては端末のオープン化が世の流れなので、 
とりあえず出しておきます的な中途半端なプロダクトです。 
(これはキャリアから見てという意味で、HTCのWindowsMobile端末として 
みればよいプロダクトだと思います。しかし、HTCなんて数年前まではDELLや 
HPのPDAのOEMメーカーに過ぎず、知る人のみぞ知るメーカーだったのですが、 
ここ数年でがらっと国内における知名度が変わりましたね) 
OSがオープンなものになれば、必然的に従来のキャリアサービスへの 
対応はどんどん薄くなっていくわけで、サービス収入を得る機会は減って 
いきます。そこをどう補っていくのかが考えどころなのですが…。 
まぁ、とりあえず出ただけでも、チャーンアウトの抑制という観点では意味が 
あるとプラスに考えることにします…。 
さて、SBS2008のExchangeを使って、DirectPushを試してみました。 
端末上、Pushがどういう風に見えるのかなと思っていましたが、ふつ~に 
回線つなぎっぱなしそのまんまなんですね。 
昔のPHSのドーマントみたいに、もう少しこなれたソリューションだと消費電力も 
小さいのでしょうが、キャリアNWに依存しないソリューションだとこれが限界でしょうか。 
日本市場でスマートフォンが受けるためには、Pushメールは必須だと思っています。 
(iモードメールのPushを載せるのも確かに一つの考え方ではありますが、普通のEメールで 
Pushして欲しいですね・・・) 
そのときに、このDirectPushはキャリアとして担ぎにくいソリューションですね。 
なぜならば、常時接続状態になることで、基地局側のリソースを常に掴みっぱなしという 
ことになりますので、そういうユーザーが増えることはキャリアからすると他のユーザーの 
接続品質が悪くなると言うことにつながります。 
特に人口密度の高い極東地域のキャリアはいやがると思うのですが…。 
日本でもそろそろMMS開放の議論が出てくるのかもしれません。
 
  
  
  
  

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