Vailに搭載された、Drive Extender V2 と VSS(以前のバージョン)についてで、DE V2ではVSS(Volume Shadow Copy Service)が利用出来るようになることを書きました。
8月に公開されたVailのリフレッシュベータと、Auroraのパブリックベータでは、このVSSがデフォルトで有効になっています。クライアントPCからサーバーの共有フォルダ上のフォルダ/ファイルの「以前のバージョン」を利用することができ、サーバーのダッシュボードから各フォルダ([Videos]や[Mucis]などサーバー上の共有フォルダのルートフォルダに対してであり、配下の各フォルダ毎という意味ではありません)毎にVSSの有効/無効を指定することができます。
Vail のダッシュボードから開いた、フォルダのプロパティ |
デフォルトで[Enable Shadow Copies]にチェックが入っている。チェックを外すと当該フォルダでVSSを無効にすることができる。 |
VSSにより、Vail/Auroraの共有フォルダまたはフォルダ内のファイルで、以下のようにクライアントPCから[以前のバージョン]を利用出来るようになります。
WHS V1では残念ながらPP1以降、技術的問題がありVSSは利用出来ないようになっていましたが、DE V2ではこのようにVSSが有効になることで、共有フォルダ上のデータの誤消去、誤修正等のリスクにも備えることができます。
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