Vail/Auroraのインストール用自動応答ファイル

今年こそはCorolado3兄弟がRTMを迎える年になる(と思う)ので、新年最初のエントリーはVail/Auroraのインストール時に用いる自動応答ファイルについて書いてみます。

自動応答ファイルは、無人インストールやヘッドレスシステムへのインストールに用いられるもので、インストール時指定する設定項目を予めファイルに記述しておくことでインストール中に表示されるウィザード上での設定を省き、インストールの開始から完了までを自動化してくれるものです。

USBメモリにインストールDVDのイメージを展開し、以下の手順で作成したcfg.iniファイルをUSBメモリのルートに保存します。このようにして用意したUSBメモリからインストールすることで、無人インストールが可能になります。
ISOイメージから、OSインストール用のイメージを作成するには、Windows 7 USB/DVD Download ToolからWindows7-USB-DVD-Download-Tool-Installer-ja-JP.exeをDLしてインストールし、ツールから作成する方法がお勧めです。

VailやAuroraの自動応答ファイルのフォーマットは以下に掲載されています。

Vail:http://onlinehelp.microsoft.com/en-us/vail/answer-file-install-2.aspx

以下の内容をコピーして、cfg.ini ファイルとして保存します。

[WinPE] InstallSKU=SERVERHOMEPREMIUM ConfigDisk=1 ;プライマリHDDのパーティションが全て削除されて新しいパーティションが作成されます CheckReqs=0 ;HWシステム要件のチェックを省略します。要件を満たさないシステムにもインストールが出来ます SystemPartitionSize=65 ;システムパーティションのサイズを指定出来ます [InitialConfiguration] Language=EnterLanguageCode ;省略可能 Locale=EnterLocaleCode ;省略可能 Country=EnterCountryCode ;省略可能 Keyboard=EnterKeyboardCode ;省略可能 AcceptEula=true AcceptOEMEula=true ServerName=EnterServerName ;サーバー名を指定 PlainTextPassword=EnterPassword ;パスワードを指定 8文字以上の強力なパスワード PasswordHint=EnterHint ;パスワードヒント Settings=All ;Updateのポリシー


Aurora:http://onlinehelp.microsoft.com/en-us/aurora/answer-file-install-1.aspx
以下の内容をコピーして、cfg.ini ファイルとして保存します。

[WinPE]
InstallSKU=SERVERSOLUTION
ConfigDisk=1
;プライマリHDDのパーティションが全て削除されて新しいパーティションが作成されます
CheckReqs=0
;HWシステム要件のチェックを省略します。要件を満たさないシステムにもインストールが出来ます
SystemPartitionSize=65
;システムパーティションのサイズを指定出来ます
[InitialConfiguration]
Language=EnterLanguageCode
;省略可能
Locale=EnterLocaleCode
;省略可能
Country=EnterCountryCode
;省略可能
Keyboard=EnterKeyboardCode
;省略可能
AcceptEula=true 
AcceptOEMEula=true  
ServerName=EnterServerName
;サーバー名を指定
DNSName=EnterDNSDomain
;ドメイン名を指定
NetBIOSName=EnterNetBIOSDomainName
;NetBIOS名を指定
UserName=EnterUserName
;ユーザー名を指定
PlainTextPassword=EnterPassword
;パスワードを指定 8文字以上の強力なパスワード
PasswordHint=EnterHint
;パスワードヒント
Settings=All
;Updateのポリシー

先頭に;が入っているコメント行は無視されますので、そのままでも大丈夫です。
強力なパスワードの条件や、ドメイン名の記述方法等の詳細は、リンク先を参照してください。

実際にいくつかの環境で試してみましたが、最初の起動時にBIOSでUSBブートを可能にし、インストールが進んで2回目の起動時以降はHDDからブートするようにBIOSの設定を変更する必要がありました(そうしないと、永遠にUSBメモリからブートしてインストールを繰り返してしまう)。

またサーバー名に、デフォルトの”SERVER”以外のサーバー名を指定するとうまくインストールが出来ませんでした。このあたりは私の環境も影響もあるかもしれません。
ちなみに、VailAuroraのサンプルファイルをリンク先においておきます。
適宜編集し、名前をcfg.iniにして利用してみてください。

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コメント

  1. 由のメモ より:

    WHS2011インストール SSD Samsung 470 64GB に入れてみる

    WHS
    【鳩の谷の街へ ようこそ】 [:右:] http://hatonotani.wordpress.com/
     +- 【‘WHS 2011’ カテゴリーのアーカイブ】 [:右:] http://hatonotani.wordpress.com/category/whs-2011/
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